2010/8/2 月曜日

残念な人の思考法 山崎将志(著)

Filed under: 問題解決 — morinaga @ 1:51:50

((( 目 次 )))
プロローグ なぜ残念なのか
1章 残念な人はつくられる
2章 二流は掛け算で考え、一流は割り算で考える
3章 残念な人は「塗り絵」ができない
4章 機能だけを磨いても二階には上がれない

○仕事の成果=プライオリティ(の正しさ)x能力xやる気

○つまり残念な人とは、プライオリティ付けの「正否」「適否」を考えない人、あるいは見誤る人のことなのである

○混んでいるのは、おいしいから客が殺到するというよりも、効率が悪いから客が滞留する、というのが正しい理由だった

○「飲酒運転にならないよう、きちんと確認しなさい」と教育するだけでは従業員の実行を徹底させることはできない。
伝票に「車・自転車確認」欄を設けることが、餃子の王将のすごさなのだと感じた

○たくさん売ろうと思ったら、量産設計をしないといけない。売る人がたくさんいなければならない。規模が小さい間は同じ想いをもつ人間だけでやれるかもしれないが、それだけでは大きくならない。
大きくするには、普通の人が少しがんばればできるような「仕組み」「仕掛け」が必要なのである

○ゴールの見えない話し方をすると残念なヤツだと思われる

○「ギャンブルで“勝つ”とこわくなる金額が、あなたの限界である」

○ある状況でプライオリティの高いことは、別の状況ではまったく役に立たないこともある。このようにプライオリティは状況依存的であり、相対的なものであることを知った

○ゴールの見えない話し方をすると残念なヤツだと思われる

○実行してみて、「どれだけ頑張っても駄目なことがある」と自分の仮説の間違いを知ることは、行動における最大の収穫である。ある時点で見切り、損切りすることは、成果をあげるためにきわめて重要な行為といえる。
 問題ではなく、機会に集中せよ。覆水盆に返らず、見切り千両であり、これからどう勝っていくかが大事なのだ。「いかに、将来に向けてのリソースを投入するか」に意識を集中すべきである。

多くの学びを有難う御座いました。

2008/9/20 土曜日

思考のボトルネックを解除しよう! 石川和幸(著)

Filed under: 問題解決 — morinaga @ 21:24:44

  << 目 次 >>

  第1章 ボトルネックって何だ?
  第2章 「知識」のボトルネックを分解する
  第3章 情報のボトルネックを解除せよ
  第4章 手法のボトルネックを解除せよ
  第5章 技能のボトルネックを解除せよ
  第6章 「知識」のボトルネックを改善しよう
  第7章 「選択」というボトルネック
  第8章 最後のボトルネック、「生/活力」のボトルネック

恥かしながら、ボトルネックの正確な意味を今知りました。

 ボトルネックとは、隘路(あいろ)のこと。
 系(システム)のアウトプットが制限される制約条件のこと。

まず、「物理的なボトルネック」について簡素にまとめられています。

世界的に有名な『ザ・ゴール』でも気づかせてくれた事として …

 ボトルネックがシステム全体のアウトプットを決める
 同一システム内では、ボトルネック以外でもがんばってもムダ

そして、ボトルネック改善には5つのステップがあると。

 ①ボトルネックを特定する
 ②ボトルネックを最大限活用する
 ③他をボトルネックに同期させる
 ④ボトルネックの能力を引き上げる
 ⑤また①に戻る

ここで、注意すべきは③で”引き上げる”のでなく、”引き下げる”といった部分でした。

では、本書の本題である「思考のボトルネック」とは?
以下の3つに分類されてます。

 ①知識 - 情報・手法・技能
 ②選択 - 認識・選択・前提
 ③生/活力 - 健康・習慣・好奇心

実は、この部分を読んでいる時に、IBM研究会がありました。
私が入っているチームの題目から、発表の内容をどうするのかが結構むづかしいかなと感じていました。
2回目の開催で皆で調査してきた内容を、各自発表するのですが、そこからの展開にも悩んでいました。

とりあえず、題目と方向性を5×5マップとSWOTを複合させた図を作成しておき、
皆の内容を記載する事で、偶然ですが、簡略な分布図ができました。
そこから、詳細のネタを出てきた時も時間軸で書いていき、詰まった時点で
ブレーンストーミング的に展開する事により、開始前に想像した以上に上手い具合に進みました。
(その後のプレゼン内容、スケジュールについても。)

まさに、フレームワークやさまざまな手法の有用性を強く感じました時間でした。
本書は、焦点を明確にする為に「ボトルネック」がキーワードとなっていますが、
様々なフレームワークにも紹介されています。

一つの本で得た知識をしっかり実行する事が、第一番目に大切なことだと思いますが、
同じタイミングで、フレームワークに関したこういった事に遭遇すると、
経験・視点が違う著者を色々読む事で、より広い視野が持てると感じましたね。
(最近は、問題解決・フレームワークに関する本が数多く出版されていますので)

それ以上に本書から強く感じた事が、もう一つあります。
ノウハウ的に見れば、第2章~第6章まで費やされて記載されている「知識のボトルネック」を熟読すれば満足できそうですが …
実際、私も最初は一生懸命その部分に注視していました。

しかし、最後まで読んで、何度も読むと「ボトルネックの解消」について、やっと理解できた事がありました。

 ・選択は知識を凌駕する
 ・「生/活力」は「選択、知識」を凌駕する

何度か読む事で、知識を得(消費した)たと感じましたが、それだけであれば「わかった」で終わると。
実際、数回も読むと「そう、そう、ここ覚えた」って感じになります。

しかし、「選択」を選択しなければ始まらない。
「生/活力」の部分が無ければ、正しく「選択」できない。

それを一瞬でイメージ的に体感させられた言葉が、”あとがき”にあった 「グランドデザイン」。

結構、厚手で非常に中身が濃かったので、何度も読んだという事で、
最初に読み飛ばしてしまった部分や、意識から漏れていた部分が、やっと目に入ったと …
ブログに書く事を意識した時に、その部分に重要な意味があったと理解できました。
そこに気付いた今が、ブログにすべき時だったんだと感じた本でした。

問題解決に関して興味ある方は下記のブログを参照されたらいいと思います。
本当に「できる人に」なるための「問題解決本」とは? ●大竹

追記:
9月13日の社内フォーラムで紹介した「Google経済学」が、アマゾントップセラーでも25位以内に上がり、
8月に紹介した「奇跡のリンゴ」もベスト100直前まできましたし、最近購入した著作も、翌日、ベスト5ぐらいまで急上昇し、驚きました。
事前の情報が無い著作を、リアル書店で選択しするので、なんか非常に嬉しく感じます。
(最近はリアル書店に行く回数も、読書数もめっきり減ったので、殊更ですね)

2008/3/9 日曜日

ビジネスマンのための「発見力」養成講座

Filed under: 問題解決 — morinaga @ 22:24:12

人は何万回見ても、見えない人には見えない。

帯にあった言葉ですが、意識的でなければ通常、持つ事が無い概念としてと言えます。
じゃ、どうすれば、見えるようになるのか?

ものというのは、実はちょっとしたきっかけがあると見えるようになるのです。
そのきっかけというのは
 ①関心をもつ
 ②仮説を立てる

本書では、このテーマを掘り下げる事で「発見力」につなげる事がテーマとなっています。

もう一つ帯に “あなたの「発見力」を飛躍的に高める90分講座” とあります。
長らくアマゾントップセラー100にいる理由は、上記の”テーマ”とこの90分の”コンパクトさ”にあったと感じた1冊です。

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( 目 次 )

はじめに 発見力=ものが見える力

第1章  見えているようで、何も見えていない
第2章  関心と仮説でものが見える
第3章  たとえば、こんなふうに見えてくる
第4章  見える力を養う方法
第5章  ものが見える10のヒント

あとがき

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○第1章  見えているようで、何も見えていない

1、気にしているとものは見える
2.思いこみがあると、ものは見えない
3.人は自分に必要なことだけを選んで見ている
4.人は本当に必要なことを見ていないことも多い

ここでは「見るという事」に関して著者の訴えたい基本軸が書かれています。
で、目に止まったのは「見る」事でなく、「必要な事」とは何かと?いったことですね。
そこは、後半で書きだされています。(後ほど)

○第2章  関心と仮説でものが見える

関心 → 疑問 → 仮説 → 検証

「ものが見える」ようになる為のセオリーです。
この流れの中で、「分解・消滅物注目・疑問の理由・先入観への疑問」等を使って「見えて行く」過程を説明されています。

○第4章  見える力を養う方法

6つのポイントから「見える力を養う方法」を提示います。
面白かった事をいくつかあげると …

①定点観測する
経済統計や新聞の特定の数字を、定期的に見ると。
なぜ、これが有用なのかと言えば、これによって自分の仮説の検証ができるという事です。

ここの後にありましたが、前提としては ”プロは仮説をもっている” といった事とつながってます。

②ふつうのもの(ノーマル)をたくさん見る
個性的であろうとするならば、人とは違う視点を持つことしか考えませんが、実はノーマルを大量に経験する事で「日頃見えない違い」に気づく事ができるというのには、ハッとさせられました。

③思想をもつ
これが必要ですね。発見力の基盤となるのは「必要な事」は何か?が分らなければならないと。
その為には正しい思想が必要であると。

正しい思想 → 原理原則を見極める事ができる → モノが見える

○第5章  ものが見える10のヒント
ここでは、10のヒントです。

①先に要点を知る
②ヒントを先に得る
③分解する
④情報を減らす
⑤気づいたことをすぐメモする
⑥比較する
⑦一部を取り替える
⑧視点を変える
⑨複数で話す
⑩素直になる

情報が多い中、”まとめ”られた事というのは時間が経つと詳細は忘れてしまう事が多いと言えます。
実際に活用できる為には、ウェブ・メモ等に記録して、使用する事が必要ですね。
それこそが養成方法でしょう。

著者の「おまけ」

ものが見える人は幸せになれる
見えるというのは気づくということにつながっていて、見えると幸せになれる

ノウハウ論で終わるのでなく、小宮一慶氏の思想が締めになっている事も秀悦と言えます。

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本書の続編も、発売されましたね。
数字に着目した1冊で、最近のトレンド「地頭力」にも関連した内容です。

「地頭力」と言えば、この2冊

「地頭力」関連の最新作

今日も、ここまで、あなたの貴重な時間で、
“「本学」講座” をお読みいただき、有難うございます。 

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