2008/11/16 日曜日

仕事は、かけ算。

Filed under: ライフハック — morinaga @ 16:20:15

ちょっと前の鮒谷周史さん著作です。社内ブログより、転載。
印象深い部分として弊社社長が抜粋、記載しています。

楽しく、すばやく、夢をかなえる。
失業から3年、3社経営、収入20倍。

いくらノウハウやテクニックについて熟知していても、
それを使いこなすための思考体系や言語体系を持って
いなければ意味が無い。

決断はスピード。優柔不断の損失は大きい。

沢山の人と会い、沢山の本を読み、沢山のセミナーにでて、
沢山の人と食事をすること。
読書がたりないと志向の骨粗しょう症になる。

なんでもいいからナンバーワンになること。

明るい笑顔のあるところに人は集り、
それが幸福を呼ぶ。

筋トレと同じで、苦しみは自分を高めてくれる。
苦しいときほど、「ありがとう」と心で言おう。

2008/5/7 水曜日

「先読み力」で人を動かす 村中剛志(著)

Filed under: ライフハック — morinaga @ 23:41:50

 【 目 次 】
 
  はじめに
  序 章 先読み力ってなに?
   ■問題解決以前の「先読み力」
  第1章 あなたの先読み力を知る
   ■先読み力を知る三つのものさし
  第2章 先読み力を鍛えるタイムマネジメント
   ■8000人を率いる役員に学んだ時間術
   ■まずは1日単位で仕事を見る
   ■1週間、さらに「3週間」後まで先読みする
   ■確実にスピーディーにタスクをこなす
  第3章 メンバーが躍動するチームマネジメント
   ■チームのマネジメントが難しいわけ
   ■二つのツールでプロアクティブ・チームマネジメントを実現する
   ■プロアクティブ・チームマネジメント実践編
  第4章 成果を生み出すミーティングはこうつくる
   ■ミーティングのクオリティは事前の「段取り」で決まる!
   ■いざはじまれば、寄り道せずに足跡を残す
  第5章 チーム関係者を巻き込み成功に導く
   ■関係者をリードするためにはまず相手の立場に立つ
   ■期待値をコントロールして成功に持ち込む
  終 章 リーダーに必要な三つのこころ
   ■リーダーがプロアクティブでなくてはならない理由
  おわりに

「先読み力」で人を動かす - 村中氏のブログ

著者について(アマゾンより引用)
村中剛志(むらなか たけし)
1996年、日本アイ・ビー・エム株式会社に入社。
長野オリンピック、金融業界を担当するITエンジニアを経て、
3年間イギリスに赴任、リーダーとして国際プロジェクトを率いる。
帰国後、役員補佐を経て、IBCS(IBMビジネスコンサルティングサービス)に出向。
現在、IBCS金融事業本部にてプロジェクトマネージャを務める。
2007年には同社、年間最優秀プロジェクトで表彰される。人生のテーマは「プロアクティブ」。

一般的なプロジェクト・マネジメントの管理手法やビジネス本では、計画と実績の管理といった進捗管理がありますが、その概念を一歩進めた著作です。

起こりうる出来事(問題)を推測・発見する力を「先読み力」
先手を打つ1歩前に行動することを「プロアクティブ」。
 … と本書では定義しています。

今回は、メリットでなく手法に注目したいと思います。
大きな概念としては、以下のような部分が目につきました。

●先読み・プロアクティブの行動を分解すると3ステップ
 ①認知   (問題の芽を認知、発見)
 ②タスク化 (対応策をタスク化)
 ③実行   (対応策で事前回避)

●予定認知・タスク化の実行を意識して、行動する事が、
  タイムマネジメントと関連し想定外の仕事減になるのがポイント。
最終目的は、タスクを適切にこなし、成果(アウトプット)を生み出すこと。

ここからが具体論ですが、これがかなり緻密と言うか詳細に記載されていました。
実際のフォーマットに例が記載されており、分りやすくなっていました。
大雑把に捉えると、

 ①予定と実績の比較表を作成する。
 ②実績を評価する。(プロアクティブであったか?)
 ③それをもとに、徐々に意識してプロアクティブ化する。

これで終わりでないのが実戦的なんですが、時間軸を1日単位から3週間に延長し、かつチームマネジメントに適用しています。
チームマネジメントに関する記載でも、例として具体的なフォーマットが記載されています。

プロジェクト・マネジメント手法で実践的な記載だけでなく、

①リーダーの役割、「思い」
②マインドリードの「マニュフェスト」
③リーダーに必要な3つのこころ

… 等々、精神的な事に関しても踏み込んでいて、実にバランスが良いと思います。著者の経験・現場からでてきた手法であるので、非常に実用的だと言えます。

また、ミーティングにも第4章を使って様々なノウハウを提示しています。(会議は、会議自体で1冊の本となり、今までも種々の著作が出ている程ですから。)

ここでは、短い中でプロアクティブを超えて、端的にポイントがまとめてあり、卓越していました。詳細のパラグラフを見ていただけくだけでも、ポイントがわかると思います。

第4章 成果を生み出すミーティングはこうつくる
■ミーティングのクオリティは事前の「段取り」で決まる!
 ・そもそもミーティングってなんのため?
 ・事前にすべてを考える
 ・結論まで仮説を立てる
 ・「私なら…」の視点でたたき台を用意
 ・相手の準備不足も事前に消しておく!
 ・事前ネゴをやろう! 人は相談されるのが好き
 ・事前ネゴの相手は3タイプ
■いざはじまれば、寄り道せずに足跡を残す
 ・目的・ゴールを常に意識しているか?
 ・堂々めぐりはホワイトボードで「見える化」する
 ・クオリティを劇的に上げる3WH
 ・議事録を1分で書く方法
 ・空間演出で盛り上げる!
 ・コラム クリエイティブなブレストを行なうためには?

とにかく、「現場・現物・現人」といった言葉にあてはまるような、基礎が固い著作であると思います。

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2008/5/3 土曜日

「仕組み」仕事術 泉正人(著)

Filed under: ライフハック — morinaga @ 21:18:36

日本ファイナンシャルアカデミー(株)のブログ : 日本人みんなで、経済的に、HAPPYになる!

出版されて2ケ月近くなりますが、未だにアマゾントップセラー上位で、ロングセラーとなっています。
出版元のディスカバー社長室ブログでも、リアル書店の売上状況が出ています。

「TSUTAYA福岡天神様の展開です。なんと4月だけで200冊近い売り上げを達成しているのだとか!」

本書は、著者の社長業での経験から出来た著作です。

当時の私は、3つの会社を経営し、毎日、3人でこなしても
終わらないような量の仕事を一人で抱え、朝6時から夜12時過ぎまで
働いているのにもかかわらず、毎日毎日、やらなくてはならない仕事が増えて、
ついには倒れてしまったのです。

この危機感から、「自分に『仕組み』をつくろう!」と思い、現在に至ってます。

ファイナンシャル教育、商標、不動産、IT、カフェ等
5つの会社を経営しながら、本を年間300冊以上読み、
3人でこなしても終わらない量の仕事を2時間で処理し、
勉強のためのスクールやセミナーに通い英会話やゴルフを習い、
毎月海外へ視察や講演にいく時間をつくることができるようになりました。
経営する会社では売上も利益も増加し続けているのです。

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【 目 次 】

はじめに

Structure part1  「仕組み」があなたの仕事を変える
Structure part2  「作業系」の仕事を徹底的に効率化する
Structure part3  あらゆるタスクを一元管理する
Structure part4  「仕組み」で考える人はこうしている”7つの習慣”
Structure part5  「仕組み」仕事術が目指すもの

あとがき

●Structure part1  「仕組み」があなたの仕事を変える

・「仕組み」とは、「誰が、いつ、何度やっても、同じ成果が出せるシステム」のこと。
・「作業系」と「考える系」に仕事を分けて、「作業系」を仕事化する。
・コミュニケーション系も仕組み化する。
 (営業準備・セールストーク・お客様の迎え・見送り)・面接等々)

・上記に仕組みは、成功体験を「仕組み化」する。
・仕組みが遂行される仕組みを作る。

基本的な「仕組み化」に対する、著者の考えですがこれのキモが3つあります。

①才能に頼らない
②意志の力に頼らない
③記憶力に頼らない

●Structure part2  「作業系」の仕事を徹底的に効率化する
ここでは、とにかくチェックシートをつくる。というのが肝です。
注意点としては、チェックシートのメンテナンスも重要であると。

●Structure part3  あらゆるタスクを一元管理する
ここでは、ツールを使ってTodoデータの一元管理の説明ですが、泉氏が行っている処理方法まで踏み込んでいます。

・楽なタスクから一気にかたずける
・「作業系」は全て朝に終わらせる
・「考える系」は定期的にリマインドさせる

この辺りは人によって、業界によって違いもあるでしょうから、オリジナルの方法を確立すれば良いかなと。

●Structure part4  「仕組み」で考える人はこうしている”7つの習慣”

①楽する事にこだわる
②シンプルに考える
③記憶せずに、記録する
④わからない事は聞く
⑤自分の時間を、自給で判断する
⑥うまくいている人の真似をする
⑦自分を型にはめる

これも、前章と同じで自分なりに追加したり、変更する事が必要なのではと思います。

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本書は、著者の経験と様々な著作から学んだ方法論をまとめた1冊と言えます。
本書を起点(入門編)として、より詳細に具体的に、自分流を作っていく事が必要と言えます。

本書の最後では、本田直之氏を中心に発足した< JBN(在留邦人ビジネスネットワーク)メンバー方々の著作 >を紹介しています。

最近のビジネス本のベストセラー著者ばかりです。

 

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別途紹介されていた、仕組み化に関する書籍です。

今日も、ここまで、あなたの貴重な時間で、
“「本学」講座” をお読みいただき、有難うございます。

2008/4/30 水曜日

『情報は1冊のノートにまとめなさい―100円でつくる万能「情報整理ノート」』 奥野宣之(著)

Filed under: ライフハック — morinaga @ 11:45:18

これ程、トップセラーに長らくとどまるとは … 正直な感想です。
発売後すぐに書店で見た時は、直感的に興味をそそられました。
しかし、いまどき1冊のノートってのはと。
また、仕事で1冊のノートを使い、時系列的に書きこむのは通常よく見る方法ですの …
しかし、完全なロングセラーですね、なにせランキング外にダウンしないどころか、ずっと上位ですから。

 【 目 次 】 (「BOOK」データベースより)

  第1章 複雑なのは続かない、使えない
  第2章 情報を一元化する技術
  第3章 予定と記録を一元化する「時間管理術」
  第4章 ネタになる断片メモの「保存法」
  第5章 メモを宝に変える「アイデア術」
  第6章 分類せず一発検索する

通常手帳で管理する事が、ノート一冊と比較されています。

①スケジュール・日記
②メモ・備忘録
③ノート
④電話・アドレス帳
⑤資料
⑥収納力
⑦携帯性
⑧コスト
⑨参照性・検索性
⑩その他

ここでの対比表を見る限り、大きく遜色がないように見えます。
(手帳派の方は色々あるでしょうが)

とくかく、極限までそぎ落としたと言えます。
特徴として書かれている事を簡単にまとめると。

 シンプル → 続けられる
 低コスト  → じゃかじゃか使える
 文庫本サイズ A6ノート → 携帯性に優れている
 一元化 → 必ずある

勘のいい方であれば、問題点は見えてくると思います。
すなわち、記載事項をどうやって探すかが大変だろうと。

ここが奥野氏のノウハウです。
索引は別途に作成して、それをもって探すと。
その為の必須事項

①必ず時系列で記載する
②インデックスを6桁の日付とする

そう、これだけ。(笑)

細々したネタは、他にもいくつもありますが、これ以上記載するのはネタバレになりますので、外郭のみ記します。

①略字に使用法も書かれています。
②速記のコツ
③資料はどうするか? (これもシンプル)
④ペンは?
⑤必要最小限の文房具

その他にも、記載した情報に関する奥野氏の考え方もあり、シンプルながら実践した体験論からですので、納得できる部分が多々あった一冊です。学んで思わざれば、即ちくらしを痛感させられた一冊。

 手帳・メモ・ノートで著名なものを上げておきますので、参照ください。

今日も、ここまで、あなたの貴重な時間で、
“「本学」講座” をお読みいただき、有難うございます。

マインドマップ読書感想文 トラックバックURL : http://app.blog.livedoor.jp/smoothfoxxx/tb.cgi/51401193

2008/4/26 土曜日

モチベーションが上がるワクワク仕事術 小林英二(著)

Filed under: ライフハック — morinaga @ 14:14:23

モチベーションは楽しさ創造から(著者 小林英二氏のブログ)
ベンチャーマネジメント HP(>(著者 小林英二氏の会社)

今回は地元に関係する著者です。
特にブログ “モチベーションは楽しさ創造から” は、”はてな” で500~1000のブックマークを連発されています。
ブログは、ブログ名のとおり “モチベーション” に関する事が中心となっており、そのブログから書籍化された書籍です。

 【 目 次 】
  はじめに
  第1章 「楽しさ創造力」こそ最強のビジネススキル!
  第2章 「真剣に楽しむ」ことが成功の鍵
  第3章 仕事を楽しむにはどうすればいいのか?
  第4章 「ワクワク発見力」を身につけよう!
  第5章 「ゲーム化力」を身に付けよう!
  第6章 テキパキと仕事をこなすための頭の整理術!
  第7章 感情のコントロール術を身に付けよう!
  第8章 高速学習術をマスターしよう!
  第9章 上司とのよい関係を構築する方法

かつて会議に関する書籍を取り上げた事があります。
ただ内面的には、一見、会議とは無関係な事がテーマとして思い浮かんだからでした。(記事では、そこにフォーカスを当てて言及しませんでしたが …)
テーマとは、勿論 “モチベーション” に関してです。

個人的な例ですが、私自身の職歴は、営業(受託・PC)、運用、保守、導入、派遣と結構変遷があります。20年前ぐらい、運用の職務時代の事ですが、オペレーターの管理は特に難しく感じました。(運用は何度か経験がありますが、直接の管理者ではなかったので、オブザーバー的に出席して意見する立場が大半でしたが。)

とにかく、モチベーションをどう上げるか、どう維持するかが難しい現場と感じました。(モチベーションにつながる材料が少なく思えた事が一因で、単純に、間違えるな、厳しくあれといった管理であれば、悩む事は少ないからです。)
キャリア的に明確な流れが無い場合・プロパーでなく派遣社員の方々によるチーム構成の時などは、正直な話、個人主義的でまとまりすら薄いと感じる時がありましたね。

方策としては、「定例会議を実施し、職務知識の共有化、目的・目標の策定、アイデアを募る」といった最も一般的な事が中心でした。
会議の実施がされた職場の場合は現場も改善されて、そして徐々に、会議自体も充実する方向に改善されていきました。
しかし、ルーチンしてくると活気がなくなって、これまたマンネリ化していくお決まりパターンになります。

その時代に自分なりに気づいた点は
①運用ルーム内の視点からの話でなく、その職務全体の外郭から説明する。

 エンドユーザー → 業務部門 → システム(情報システム) → 運用部門
 エンドユーザー ← 業務部門 ← システム(情報システム) ← 運用部門
 
職務の重要性を把握できるように話す。システムが巨大であれば有る程、専門職・セクト化して大きな視点からの認識を忘れるからです。そうなると、部品的・作業的な考えに取られ、だんだんと生気を失ってきます。
 

②①の流れの流れの中で、会議がその仕事全体の中で、どのポイントにあり、どんな機能があり、どう影響をするかを説明する。

 会議がなくても仕事は可能だが、本質的はクリティカル・ポイントである事を学んでもらう。

会議の方法論は、現場から具体的な事(仕組み化)も出てきますし、知識的に学べば優れた手法はいくらでも有ります。

しかし、結局は”モチベーション” をどうするかに尽きます。
①では、どれだけ大きな仕組みに関連した職務についているかを知ってもらう事で誇りにつなげる。
②では、そのシステムを稼働させるにあたって、会議の重要性を俯瞰的視点で理解してもらう。

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

本書をこの時代に知っていたならば、もっと有用な方策が浮かんだのではと思えました。
個人的に最も印象深かったのは、「フロー理論」でした。

小林氏によるフロー理論まとめの一部から引用

・幸福を求めていない人間はいない
・「お金もちになりたい」などの欲望や快楽が満たされるだけでは、幸福にならない
・幸福になるには、「生きていく活動の中に『楽しさ』を見つけていく」必要がある
・「時間の流れも感じず、自分という存在すら忘れてその活動に没頭していく状況」を、
 人は楽しいと感じる。これをフロー状態という。
 (続く~)

このフロー理論では、
「成功への欲求イメージが強ければ強いほど、不幸感が高くなる」や、
「夢や目標をかなえることができない人は不幸」といった問いにも解を出してます。

夢や目標の達成は副産物であり、日々の活動が「夢の実現」「成功」である。

その他にも、モチベーションに関して下記の様々な視点と豊富な例で、法則が記載された300ページにも渡る力のこもった1冊です。

・脳
・心理学
・マントラ(個人版のクレド・企業理念と思ってもらえばよいのでは)
・手帳
・GTD
・コンサルタント的な思考方法 … etc

ブログも、日々更新中で是非一覧を、お勧めします。
今日も、ここまで、あなたの貴重な時間で、
“「本学」講座” をお読みいただき、有難うございます。

2008/2/3 日曜日

一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方 佐々木正悟(著)

Filed under: ライフハック — morinaga @ 13:39:55

脳科学と進化心理学から「やる気」を高める方法をとことん追求した本です。

まず、 「やる気が出ない」合理的な理由を、精神論でなく、物質的な側面から論じてます。
そして、それでも「やる気を出さなければならない」状況の為に書かれた本です。

「やる気が出ない」合理的な理由を知る事で、「あえてやる気を活用する」ことが出来る。

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 ( 目 次 )

はじめに
第1章.「やる気」に惑わされるな
第2章.「やる気がしない」には合理的な理由
第3章.「やる気」が出やすい体質になる
第4章.ケース別「やる気」ハック 
第5章.長期計画を完遂する方法
第6章.やる気の病から身を守る
第7章.他人をやる気する方法
第8章.「やる気」を意のままに操る不思議な方法

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 ( ポイント )

○第1章.「やる気」に惑わされるな

著者は、まず「やる気」に関する「誤った3つの幻想」を打ち砕きます。

やる気は無限ではある。 とは幻想である。
やる気でやれる事には限界がある。

何故かは、以下の理由から。

「やる気」とは一般的に精神エネルギーと理解されているでしょう? 大雑把に言うと・・・
肉体や「脳」の中にある、ドーパミンとアドレナリンという神経化学物質。

何が言いたいのかというと … 物質である以上、消耗され「無限にある」わけではない。
但し、体内リサイクル物質であるので回復の方法はある。

次に「やる気があれば何でもできる」といった幻想。
例としては、「著者がイチローのように一流の野球人になれないのは、努力が足りないからだ。」
これを否定した場合、能力・知識の差を認めることになり、人間の可能性が平等でないと認める事になる。
問題は「やる気」だけでは格差は補えない事を知り、「やる気」でできる部分を活用する事である。

最後の幻想は、「やる気は自分の自由になる」。
「やる気」とは脳が意識下でコントロールしている現実を受け止め、その中で、「やる気」を確保し、フル活用することであると。

「やる気は無限・万能・自由」で「やる気」を「お金」に変えて考えてみればよい。
「やる気」も管理・コントロールしなければならないと。

○第2章.「やる気がしない」には合理的な理由

脳の戦略はきわめてはっきりとして、首尾一貫している。
とにかく、脳は成果を求める為、確実に結果が出せる活動に向かう。

たとえば、試験前日に掃除とか始める、仕事でもクレーム対応より別作業を先におこってしまうなどです。
ただし、「成功しそうな見通し」ができた場合、ふんだんに「やる気」を供給するのでなく、節約のために近道を探しだす」

○第3章.「やる気」が出やすい体質になる

では、不透明な計画に「やる気」を出さない脳に「やる気」を出させるには?

 1.緊急事態
 2.社会的意義のある行為
   「承認欲求」を満たす - 他人の為、即ち、「他人に賞賛される仕事をする」
 3.十分なリターンを見込める行動
  
2の「承認欲求」は人間関係の基本路線だが、これも注意を要すると。
 a.承認してくれる人を大事にする
 b.承認しない人の承認を求め続けない

○第4章~第7章では、タイプ別・状況別に対処法が書かれています。

基本的には3つです。
 1.見通しをはっきりさせる。(計画・ブレイクダウン)
 2.緊急事態である事(擬似的でもよい)を脳に理解させる
 3.社会的意義を明確にする

○第8章.「やる気」を意のままに操る不思議な方法

この章では、この本で「不可能」だと言っていた事を「可能」にする方法に言及しています。
すなわち、「やる気」を制限なく使用する方法です。

神経心理学の世界では、人は衝動が働くと同時にブレーキも働く事が知られています。
例えば、こぶしを握る時、握りしめないようにしようという抑制が働く。
これがなければ、爪が手に食い込んで怪我をするまで握ってしまう

これは「無意識のブレーキ」であるが、これを外すのは、ある程度訓練でできる。

 1.脳に「できる」と判断させる。
 2.「できる」と判断した、易しい事を全力で、出来得る限り早く行う。

スピードを求めるのは、作為的に極限状態で発生させる為です。
(バンジージャンプなどの実験で、通常見えないような小さな文字も見える。)

ビジネスで言えば、脳ができるとイメージできる部分まで、作業をブレイクダウンさせて、
出来得る限り早く行えば、短時間に大量の「やる気」がだせると言う事ですね。

繰り返しになりますが、以下の3つを作為的・擬似的に自分で作り出しす事が本書のキモでした。
 1.見通しをはっきりさせる。(計画・ブレイクダウン)
 2.緊急事態である事(擬似的でもよい)を脳に理解させる
 3.社会的意義を明確にする

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まさにやる気を出している時の案内書です。新刊です。

無意識のブレーキを外すで思い起こさせる本です。
ビジネス書ではかなりのベストセラーになった有名本です。

老けたなとか思った時にいい本です。(笑)
生物学・男性ホルモン(テストステロン)から見ているので、えらく納得できます。(笑)

マイナス時からのスタート時に勇気がつきます。
うつでなくとも、良書ばかりが取り上げられています。

今日も、ここまで、あなたの貴重な時間で、
“「本学」講座” をお読みいただき、有難うございます。

2007/9/22 土曜日

ライフハックの作り方 小山龍介(著)

Filed under: ライフハック — morinaga @ 15:28:26

今までのハック本とは趣がかなり異質である。
これまでのハック本は、89のハック・ネタを中心に展開されていました。
今回は、『ライフハックの作り方』という題名ですが、
概念・考え方が中心となってます。

但し、切り口が変わっていて、「気象学」と「天文学」です。
著者は下記のように説明してます。

「天文学」
   相当先の未来まで予測が可能である。
   数百万年後、恒星はここの位置にいる事や、
   数億年前にこういう位置にいたということも逆算できる。

「気象学」
   明日の予測さえつかない。最新の科学技術をもってしても、
   天気予報は困難を極めます。
   長期予報はもちろん、明日の天気ですら、100%正解ではない。

私達が生きている世界は「気象学」の世界であり、
その状況への答えとして、ライフハックが出てきたと。

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( 目 次 )

はじめに  天文学から気象学へ
第1章   自分ハックをもつ 仮説から実行へ
第2章   ライフハックルール? フィードバックしてパターン認識する 
第3章   ライフハックルール? 情報受容体を増やす
第4章   ライフハックルール? アウトプットする空間をつくる
第5章   第三世代ライフハック つながりから創発へ
おわりに  これからの時代のマーケティング

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( 内容について所感 )

 ≪ 第1章 自分ハックをもつ 仮説から実行へ ≫

ヒットメーカーと言われる人達がいますが、彼らを気象の比喩で表現しています。

「なぜ漁師は天気の変化を正確に予測できるのだろう?」 
   -「夕暮れが美しければ、明日は晴れ」という長年の経験から

「予測不可能な世界では、厳密なロジックよりも、経験のなかで洗練されたコツこそが効果を発揮する」 

この比喩からライフハックの概念を位置づけています。

「経験からくる仮説を基にした、実行可能なシンプルコツ」

現在は、 「ホワイトカラー・エグゼプション」(労働時間規制適用免除制度)に代表されるように、
「労働時間」に対して対価が発生しないような方向も出てきます。

「効率化(スピード)とミスが無い事」で拡大・再生産で展開してた方法論だけでは済まない。
「効果、言いかえれば成果(質・)」がより重視されるとの事です。

そして、ハックを概念的に定義しています。

①「効果(結果)を発揮する仕事術」
②百人百様のハックで、自分のバリューを向上させる
③そのハックを創造する。(事態対応的な仕組み作りができる。)
④シェアの概念で、「半径10メートルのストレス・フリー」を実現する。
 すなわち、チームを幸せにするハック(これは、のちにチーム・ハックという書籍で出版されています。)

ここからは、サイバネティクスの概念を応用して各章を展開していきます。
サイバネティクスの応用でなにを目的をするかは、
激しく変化する状況を予測する事としています。

テニスでアンテシペイション(anticipation)という言葉があります。
テニスでの最も重要な要素に、”足が早い” 事すなわち、スピードが重要です。

しかし、それほど足が早くなくとも強い選手がいますが、彼らは予測が優れていると言われてます。
逆に強い選手は、 “予測”が的確にできると言われてます。

企画・マーケッティングの世界でも、ヒット・メーカーは「予測する方法」が優れているのです。
「予測」は、同一範疇での仕事内(作業)でも「スピード」を超えます。

 ≪ 第2章 ライフハックルール? フィードバックしてパターン認識する ≫

ここでの「サイバネティクスがなぜ予測できたか」をまとめると、以下になります。 

1.インプット・アウトプットだけでは、自律的に活動できない。
  フィードバックが不可欠。
2.環境に対応していくには、インプット・アウトプットに対応する
  適切なフィードバックが不可欠である。
3.パターン認識を見出す事
  ・パターンの見出し
  ・確率論的に認識
  ・予測へとつなげる

そして問題は、「どのようにパターンを獲得するかである」としてます。

≪ 第3章 ライフハックルール? 情報受容体を増やす ≫

「経験した事のない体験」をキャッチするには、
自分の中に「パターン」をもっていなければならず、
そのキャッチする為の「自分の受容体」を認識しておかなければならない。

受容体とは、具体的には「キーワードであり問題意識」であると説明されています。
「キーワード」とは、「問題意識」と表現されていて納得できます。

≪ 第4章 ライフハックルール? アウトプットする空間をつくる ≫

・本当のスタートとなるのがアウトプットであり、必要に迫られた人に情報はインプットされる。
・アウトプットは環境、インプットは感性、フィードバックは知性の営み。

*** 補足 ***
ライフハック、 サイバネティクスとは異なりますが、予測に関する本がありましたので紹介しておきます。
多くの世界の人たちの予測に関する生きたと知恵が載っています。 

  

今日もここまで、あなたの貴重な時間で、
“「本学」講座”をお読みいただき、有難うございます。

2007/9/17 月曜日

スピード・ハックス 大橋悦夫・佐々木正悟 (著)

Filed under: ライフハック — morinaga @ 13:21:10

「IDEA HACKS!」 「TIME HACKS!」とは、違う著者によるハック系の本です。
今回はビジネスのキーワードである、”スピード”が主題です。

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( 目 次 )

はじめに  本書の概念図
第1章  まず、「とりかかる気持ち」を起こす
第2章  「段取り」を決めてスピードを上げる 
第3章  スピードアップにつながる「やる気」を引き出す
第4章  作業の時間をスライスして管理する
第5章  自分の今の仕事環境をテコにする
第6章  1つの「原則」を決めて作業中の迷いを断つ 
第7章  「習慣」を最大減に活用する
第8章  「アイドルタイム」(待ち時間)を減らす
第9章  とにかく「ゴール」までたどり着く
第10章 仕事にスピードアップに役立つTips集

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( 内容に関して )

今回、印象に残ったハックは、下の7つのハックです。

とりあえず「5分だけ」やってみる。

“事前にアウトラインや段取りを考える必要のある仕事”は、
5分間だけ考えてタスクを見渡しておきアウトラインを把握する。
これによって、現在の仕事に集中できるという効果もあります。

将棋の格言に、 「着眼大局、着手小局」があります。
着手は、その部分に対して直接的な影響を与えます。
仮に、その部分で優勢になっても、全体的にみると不利になる事があります。

一時的な、駒得でなく、時間経過による局面の変化と、
最終的な戦略に合致しているかを見定める事が重要であるという格言です。
あくまで、将棋の目的は「相手より一手でも早く、王を詰める」ですから。

仕事も同様で、目的全体を俯瞰的に眺めて、最善と思われる手段・順番を決める事が重要です。
それによって、迷いなく現在に集中できはずですね。

未来の作業の為に作業記録をつける
“作業の詳細”と”所要時間”を集計し、後に作業項目単位に把握する。

これにより、自分・作業を分析できます。
作業はインプット・アウトプットの繰り返しですが、それで終わると未来へ繋がりません。

適切なフィードバックを絡める事により、スピードを超える概念 “予測” が可能になります。
予測に関しては、今後、別の本で紹介します。

3時間かけて自分の気になることを全て書きだす

これは、作業単位でなく、生活も人生も全てです。
メリットは、”思い出す時間”を節約できます。
ハックの原型ともいえる「GTD」の著者、デビッド・アレン氏の持論で有名です。

実際の仕分けと処理は以下のように対応する事

 a.やらないことにすること
 b.真っ先に処理すること
 c.徐々に処理すること
 d.後で処理すること
 e.いつかやりたいこと

作業記録から、自分流の時間管理術をつくる。

時間帯・コンディションによる状態を把握する。
時間は年・月・日とそれぞれのスパン内でパターンがあるか?
また、機械ではないため、どういったコンディション時に
最もパフォーマンスがあったか?

これらを把握し、時間管理から自分管理を導く事が主眼です。

「雨の日にしかできない」リストを作っておく。

雨の日じゃなくてもいいですね。
要は、行動に制約を受ける場合、例外的条件時に行える事ですね。

マチの時間をなくす選択肢を持つ事はいいですね。
なにもしない(休息)も、選択肢の一つだと思ってます。

「U3」対応のUSBメモリを持ち歩く
これは、かなり使えますね。実務的です。

時間管理と自己評価
時間管理できているという実感が、生産性を高める。

これは、米国の社会心理学者エイブラハム・テッサーらの研究「時間管理と自己評価」からです。
当然の前提は、仕事に対してのポジティブさも必要であるとの事です。

*** 最後に ***
この本のモチーフは目的に対する切り口が明確であるという事です。
仕事のスピードを上げる要素を、「仕組み」と「やる気」であると。

仕組みの紹介でけでなく、以下の2点を心理学見地から解説をしてます。

①なぜうまく回るのか?
②もっとうまく回すには?

「IDEA HACKS!」 「TIME HACKS!」は、各々89のハックがありました。
今回のスピードハックも70近くのハックがあり、その中から目についたハックを取り上げていますが
読む人によって、読む時によって引っかかるハックは異なります。

ハックは、あくまで、あなたにとって有用なハックを読み、
自分流に展開させる事がハックの目的をお忘れならぬように。

今日もここまで、あなたの貴重な時間で、
“「本学」講座”をお読みいただき、有難うございます。

2007/9/16 日曜日

TIME HACKS! 小山龍介(著)

Filed under: ライフハック — morinaga @ 13:29:10

ハック系本の第2弾、時間編です。
TIME(時間)管理は、ビジネスでいえば「スピードの管理」と言い変えれます。

当然の如く、速さはもちろんの事ですが、 “時間に対する別の視点” も
教えてくれます。

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( 目 次 )

はじめに  本書の概念図
chapter1 ToDoハック   一瞬と一生
chapter2 スケジュールハック  リズムとメロディ
chapter3 時間効率ハック ジャズとトランス
chapter4 時間投資ハック 効率と効果
chapter5 チームハック  足し算とかけ算
chapter6 計画ハック   微分と積分

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( 内容について所感 )

“はじめに” で書かれた事が、起点です。

情報はストックとフローに分ける事はできるが、
時間はストックできない。
フローするだけで、減り続けるだけ。

この考えから、著者は「漠然とした不安にかられ」、時間を止めどなく無駄に使用してしまったと。
不安が将来につながない仕事に没頭し、没頭しても不安がなくならない、負の無限ループにはまった。

時間を賭け金として上乗せしていく「時間ギャンブラー」になっていき、時間を浪費した。

この状況への解決策として

1.「やるべきこと」のみならず、「やらないでいいこと」を把握する。
  「新しい習慣を作るより、悪い古い習慣を捨てろ」
2.時間節約でなく、効率(仕事の質)をあげる
3.「時間」を「投資」の概念に適用する。

印象に残ったTIME HUCKSをいくつか見てみます。

chapter1 ToDoハック   一瞬と一生
・ポストイットTodoリストの管理法
Todoリストは、仕事ではよく作成します。 では、優れたTodoリストの条件とは?

「見逃さないこと」、すなわち、目につくところに置く
(どこに置くかが重要)

著者は、ドキュメントホルダーにポストイットをはり、左ページが緊急、右ページが緊急でない要件に分け、
机の前に立てかけている。
「見える化」の手法です。

chapter2 スケジュールハック  リズムとメロディ
・曜日ごとに行う仕事を決める
スケジュールをパターン化して、パフォーマンスを上げるのが意図です。

パターン化は繰り返す事によって熟練していき、
洗練化のプロセスに入る

「守 → 破 → 離」の考えを適用しています。

chapter4 時間投資ハック 効率と効果
・時間をコスト・経験値に置き換える。
 コストへの置き換えは、原価計算的で適用している会社もあるでしょう。
 では、経験値に置き換えるとは?

 「やらないリスク」、すなわち、やらないで失ってしまう利益です。 
これは、目前のプロジェクトのみでなく、通常の学びも同じです。
(今、学んでいない事で将来、手に入る事がなくなる利益)
新規事業などは、失敗すれば、利益はでませんが、「学び」と「経験」になる。

・自己投資を金額から時間換算する。
月収・年収の何割を自己投資しているなどはよく目につきます。

この場合は金額でなく、1年間の総時間内で何割 自己投資に費やしたかを考えるという事です。 

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( 最後に )
この”TIME HACKS!” の基本は時間管理ですが、
節約・スピードといった事のみならず、
時間にたいするレバレッジ視点が効いている事が秀逸でした。

人生(生活・仕事、etc…)は、時の運行をどのように取り扱うかです。
そして本書のハックの目的は、成果のみならず、

「幸福・充実・生き生きとした時間をいかに実現するか」 

今日もここまで、あなたの貴重な時間で、
“「本学」講座”をお読みいただき、有難うございます。

2007/9/15 土曜日

IDEA HACKS! 今日スグ役立つ仕事のコツと習慣 原尻淳一、小山龍介 著

Filed under: ライフハック — morinaga @ 14:43:42

昨年ぐらいから、相次いで出版され続けているハック系の1冊目です。 
出版は昨年で、主としてアイデアに関するハックです。

源泉は、ライフハックといった言葉です。

ライフハックは、情報処理業界を中心とした「仕事術」のことで、
いかに作業を簡便かつ効率よく行うかを主眼とした技術(テクニック)群である。
 ― Wikipedeiaより

著者の小山氏が以下のように語っている部分が、本書の目的とみます。

「ハック」には、コンピューターをハッキングして破壊する、悪い印象があるけれども、
もともとは、こんがらがった問題を粗っぽいけれど、サクッと解決していまうという意味もある。

この、「ライフハック」の意味がシリコンバレーで感じた働き方と一致した思想であるとも…

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( 目 次 )

はじめに  本書の概念図
chapter1 情報ハック   メモとノート
chapter2 時間管理ハック 習慣と隠し味
chapter3 整理ハック   物語とデータベース
chapter4 五感ハック   モードとスタイル
chapter5 思考ハック   出会いと別れ
chapter6 発想ハック   方法と視点
chapter7 意志決定ハック プライオリティとセレンディピティ

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( 内容について所感 )

構成的には、”はじめに”の「本書の概念図」でまとめられている、89のハックが順次書かれています。

chapter1 情報ハックでは、 「アイデアは一刻も早く忘れる」、
「アイデアはメモは一刻も早く捨てる」
と2つのハックが、逆説的な表題で面白かったですね。
情報を、フローとストックの概念でとらえてます。

いかに早く、脳からプッシュアウトして、鮮度が落ちないうちに活用するか?
また、ストックすることで、他のアイデアと連携性をもたせ、展開できるようにすると。

chapter3 整理ハックでは、「本棚を知のデータベースに変える」
①テーマ別にグルーピングする。
②本同士をつなげる。
  これは文脈を考えるように、書脈を考えて並べるということでした。
③グループ同士をつなげる。   
  最後にグループ同士の関連性を考えてつなげると。

これは、書籍に関してですが、情報の概念があるものであれば、何に関しても適用できます。

chapter5 思考ハックでは、アナログな方法を使用してイメージ思考する事が中心です。
マリナーズの長谷川滋利さんの言葉、 「イメージバンク」を紹介しています。
グッド・イメージを、いくつももっている事が重要である。

イメージでの思考は帰納法と同じ為、思考ツールを使用して、イメージに辿り着く

それと、話す時に「結論を先に言わない。」
ビジネス的な一般法則は結論から述べるのセオリーですが…

著者の経験からですが、いいアイデア程、「既存の考えとはズレがある」為、
いきなり結論を語ると、反論の集中砲火を浴びてしまう。
ファシリテーションでの概念でもありますが、「前提条件を確認してから、結論を話す」

今回、印象に残ったハックですが、読んだ時の自分の状況が変われば、
印象深いハックも変わってくるでしょう。

で、最後に、ハック本は基本的には、小ネタ集的に捉えらる事が多いでしょう。
しかし、ハックに、テクニカル的なものだけでなく、概念をハックするれば深味もでてきます。

「プライオリティとセレンディピティ」というハックが最後の章でありました。
ビジネスでは生産性が重要な概念で、そこからよりよい手順・効率を求めていきます。

しかし、プライオリティ中心で作業を進めていきますが、
セレンディピティを意識することにより、 「無視してしまっている別の可能性」への対応を促してくれると。

こうした構えが必要なのは、未来が不確実性にあふれているからだと。
これを、最後のハックにもってきたというのが、断然、面白かったです。

今日もここまで、あなたの貴重な時間で、
“「本学」講座”をお読みいただき、有難うございます。

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