脳科学と進化心理学から「やる気」を高める方法をとことん追求した本です。
まず、 「やる気が出ない」合理的な理由を、精神論でなく、物質的な側面から論じてます。
そして、それでも「やる気を出さなければならない」状況の為に書かれた本です。
「やる気が出ない」合理的な理由を知る事で、「あえてやる気を活用する」ことが出来る。
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( 目 次 )
はじめに
第1章.「やる気」に惑わされるな
第2章.「やる気がしない」には合理的な理由
第3章.「やる気」が出やすい体質になる
第4章.ケース別「やる気」ハック
第5章.長期計画を完遂する方法
第6章.やる気の病から身を守る
第7章.他人をやる気する方法
第8章.「やる気」を意のままに操る不思議な方法
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( ポイント )
○第1章.「やる気」に惑わされるな
著者は、まず「やる気」に関する「誤った3つの幻想」を打ち砕きます。
やる気は無限ではある。 とは幻想である。
やる気でやれる事には限界がある。
何故かは、以下の理由から。
「やる気」とは一般的に精神エネルギーと理解されているでしょう? 大雑把に言うと・・・
肉体や「脳」の中にある、ドーパミンとアドレナリンという神経化学物質。
何が言いたいのかというと … 物質である以上、消耗され「無限にある」わけではない。
但し、体内リサイクル物質であるので回復の方法はある。
次に「やる気があれば何でもできる」といった幻想。
例としては、「著者がイチローのように一流の野球人になれないのは、努力が足りないからだ。」
これを否定した場合、能力・知識の差を認めることになり、人間の可能性が平等でないと認める事になる。
問題は「やる気」だけでは格差は補えない事を知り、「やる気」でできる部分を活用する事である。
最後の幻想は、「やる気は自分の自由になる」。
「やる気」とは脳が意識下でコントロールしている現実を受け止め、その中で、「やる気」を確保し、フル活用することであると。
「やる気は無限・万能・自由」で「やる気」を「お金」に変えて考えてみればよい。
「やる気」も管理・コントロールしなければならないと。
○第2章.「やる気がしない」には合理的な理由
脳の戦略はきわめてはっきりとして、首尾一貫している。
とにかく、脳は成果を求める為、確実に結果が出せる活動に向かう。
たとえば、試験前日に掃除とか始める、仕事でもクレーム対応より別作業を先におこってしまうなどです。
ただし、「成功しそうな見通し」ができた場合、ふんだんに「やる気」を供給するのでなく、節約のために近道を探しだす」
○第3章.「やる気」が出やすい体質になる
では、不透明な計画に「やる気」を出さない脳に「やる気」を出させるには?
1.緊急事態
2.社会的意義のある行為
「承認欲求」を満たす - 他人の為、即ち、「他人に賞賛される仕事をする」
3.十分なリターンを見込める行動
2の「承認欲求」は人間関係の基本路線だが、これも注意を要すると。
a.承認してくれる人を大事にする
b.承認しない人の承認を求め続けない
○第4章~第7章では、タイプ別・状況別に対処法が書かれています。
基本的には3つです。
1.見通しをはっきりさせる。(計画・ブレイクダウン)
2.緊急事態である事(擬似的でもよい)を脳に理解させる
3.社会的意義を明確にする
○第8章.「やる気」を意のままに操る不思議な方法
この章では、この本で「不可能」だと言っていた事を「可能」にする方法に言及しています。
すなわち、「やる気」を制限なく使用する方法です。
神経心理学の世界では、人は衝動が働くと同時にブレーキも働く事が知られています。
例えば、こぶしを握る時、握りしめないようにしようという抑制が働く。
これがなければ、爪が手に食い込んで怪我をするまで握ってしまう
これは「無意識のブレーキ」であるが、これを外すのは、ある程度訓練でできる。
1.脳に「できる」と判断させる。
2.「できる」と判断した、易しい事を全力で、出来得る限り早く行う。
スピードを求めるのは、作為的に極限状態で発生させる為です。
(バンジージャンプなどの実験で、通常見えないような小さな文字も見える。)
ビジネスで言えば、脳ができるとイメージできる部分まで、作業をブレイクダウンさせて、
出来得る限り早く行えば、短時間に大量の「やる気」がだせると言う事ですね。
繰り返しになりますが、以下の3つを作為的・擬似的に自分で作り出しす事が本書のキモでした。
1.見通しをはっきりさせる。(計画・ブレイクダウン)
2.緊急事態である事(擬似的でもよい)を脳に理解させる
3.社会的意義を明確にする
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まさにやる気を出している時の案内書です。新刊です。

無意識のブレーキを外すで思い起こさせる本です。
ビジネス書ではかなりのベストセラーになった有名本です。

老けたなとか思った時にいい本です。(笑)
生物学・男性ホルモン(テストステロン)から見ているので、えらく納得できます。(笑)
マイナス時からのスタート時に勇気がつきます。
うつでなくとも、良書ばかりが取り上げられています。

今日も、ここまで、あなたの貴重な時間で、
“「本学」講座” をお読みいただき、有難うございます。