NHK 「トップランナー」の言葉 NHK取材班
SIサービス事業部 上田サブマネージャーより寄稿
NHK総合テレビで1997年から放送されているトーク番組「トップランナー」。
映画・音楽・文学・アスリート・デザイナー・・
様々な分野で活躍する「トップランナー」たちをゲストで迎え、
“生の声”を発信してきた番組から、文庫化した書籍が登場しました。
心を奮い立たせる熱い言葉を集めた、読めば”やる気”が沸いてくる、28人のメッセージ。
特に印象に残った言葉を、ここに紹介したいと思います。
~第1章 夢をかなえる言葉 チャンスはいつもすぐそばにある!~
リリー・フランキー
(作家・イラストレーター、代表作『東京タワー』が大ベストセラー)
「仕事をもらえることがすごくありがたかったので、できないことでもできるって言ってましたね。やったことがないデザインの仕事でも写真の仕事でも、どんな仕事でも「得意です!」と答えて、受けてから勉強するようにしていました。」
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種田陽平(美術監督、映画『スワロウテイル』『フラガール』などの美術監督)
自分の目標や夢を達成するためには、「努力」や「才能」が必要だ。種田は、自分の目標や夢を達成するために何を心がけているのか。「僕らの場合は、共同で作業をする側面が多いので、いい出会いをするということですね。いい出会い方をしているか、そこでうまく運をつかめるかどうか。次につながる人間関係とか、次につながる作品とか、そうした運が必要だと思います。
あとは、もう努力ですね。できるだけその状況を突き抜けたい、向こう側へ行きたいと思うことが大切なんです。」
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丸山敬太
(ファッション・デザイナー、ドリームズ・カム・トゥルーなどのコスチュームデザインを担当)
「とにかく、やりたいことは、『やりたい』と言い続けることが大事だと思います。自分の中にしまっているんじゃなくて、 『こういうことがやりたいんです』『こうゆうことが好きなんです』『誰々さんと仕事がしたいです』ということを言い続けていれば、それを耳にした人が何かのきっかけでチャンスをくれることがすごくある。」
~第2章 心を奮い立たせる言葉 夢中になれること、ありますか?~
石田衣良(作家、代表作『池袋ウエストゲートパーク』がドラマ化)
「サイン会に来てくれるのは、やはり若い男の子が多いですね。腕を組んで、携帯で写真を撮ったりします。できることはなるべくやっていますね。来たお客は必ずファンにして帰す、これが大事だと思うんです。」
「作家も、常に新しいものを入れていくという視点を持っていないと小さくなってしまいます。
英語の『ノベル』には新しいという意味もあるんです。 『自分のことを真似する人』『最高だった自分を追いかけて同じことを繰り返す人』は小さくなっていきます。変わらないものは死ぬんです。
「仕事がすごく新鮮に思える時期に、自分で限界を決めてしまわないことです。限界を超えたところで頑張っていると、それが普通になってさらに遠い限界に行ける。無理をすることです。自分なんてそんなにたいしたものではないのだから、大事にしなくていいんです。輝くためには、自分の火を燃やさなければならない。そのためには、自分の中にあるものを削らなければなりません。それを恐れてはならない。ネタが尽きたら、そこで倒れて死ねばいいことです。」
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スガシカオ(シンガーソングライター、日本のキング・オブ・ファンク)
「僕は、曲をつくるとき、いつも自分を激しく追い込みます。締め切りがあって、自分を追い込んで書いているうちに、瞬発的にいいものができるんです。休もうかと思うときもありますが、人間は、生き急げるうちは生き急いだほうが絶対いいと思うんです。体力があり、才能があるうちは、休まずに立ち止まらずにがむしゃらに走っていいと思います。だって、そのうち歳をとり、生き急げなくなるときが必ずやってくるのですから。そのときに休めばいいし、止まればいい。」
~第3章 “強み”を引き出す言葉 きっかけは自分でつくれる!~
北島康介(競泳選手、アテネ・北京五輪100m、200m平泳ぎの金メダリスト)
「試合って緊張するものなんだと思います。僕は今でも緊張します。ただ、緊張しないと、120%のレースはできないんですよ。緊張を通り越してびびってしまって満足なレースが出来ないというのは、その前の過程に不安を抱いてしまっているからだと思うんですよ。」
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藤原美智子(女性ファッション誌に最も多く登場するヘア&メイクアップアーティスト、)
「26から28歳ぐらいのときでしたが、すごく悩みましたね。私の中では自分らしさとはどういうものなのか、自分は何を求めているのかがわからなかった。そうなると隣の芝生が青く見えたりして。それで『私もああいうものをつくってみたい』とやってみるんだけど、『やっぱり私じゃない』とやめてみたり。 自分がわかってないから、自分の表現が分かっていないから、何でも他が良く見えてしまったんですね。
私の20代はそういう時代でした。40代を迎えた今、もう一度20代の頃の、あのモヤモヤした気持ちを振り返って言う。「自分というものがわかっていなかったということに尽きると思うんです。自分らしさがわかってくると、いらないものがわかってくる。自分にないものは求めなくていいと私は思うのね。自分にあるものを伸ばしてあげれば、あとで、ないものが得られたりするの。」
~第4章 大切なことに気づく言葉 「このままじゃダメだ」と思ったとき~
白石康次郎(海洋冒険家、ヨットで単独世界一周を三度経験)
「諦めるというのは決して悪い決断ではありません。諦めることも必要です。SOSを出す前に引き返す、それがシーマンシップなんです。『やるだけやってあとで引き返せばいい』は、海では通用しません。引き返すときは引き返さなければならないし、断念しなければならないときは断念しなければならない。ただ、誤解してもらいたくないんですが、諦めるとは『明らかに』 『見極める』ということです。投げ出すこと、やめることとは違います。」
~第5章 やりがいが見つかる言葉 仕事が楽しければ、人生はもっと楽しい!~
清水崇(映画監督、代表作『呪怨』がハリウッドでリメイク)
「楽しくないと仕事は続けられない。だから楽しむためにはどうすればいいか、常に考えるんです。これまでの人生で、自分にとって苦痛でしかないこともたくさんありましたが、そうした嫌なことも、自分の中では必要なものだったと思えるんです。後ろ向きに振り向いている時間なんてないし、変に考えたくない。どんなに嫌な思いをしても、それを生かさなければ意味がない。そうしないと嫌なことだけが残ってしまうでしょう。」
~第6章 自分に向かい合う言葉 自分にしかできないものって?~
佐藤可士和
(アート・ディレクター&クリエイティブ・ディレクター、スマップのアートワークで有名
「僕は、すごく綺麗とか、すごく怖いとか、すごくカワイイとか、とにかく突出しているものが好きで、そういうものをつくりたいと自分が思っていることに気付き、それを自分のコンセプトにしたんです。というものは、どういう切り口で表せば一番鮮やかに見えるのだろうということを、真剣に考えてみるのが大切です。」
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福井晴敏(小説家、代表作『終戦のローレライ』『亡国のイージス』が映画化)
「できあがった自分の作品を、どう売っていくか。パッケージの装丁から全部含めて、そこまで考えて売っていく。オレはつくり終わったら作家ではなく、作品を売る営業マンに転じるんです。”全力を尽くして書いたんだから売れても売れなくてもいい”というような言い方を、オレは絶対したくない。いいものができたら、人に見せなきゃ始まらない。」
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