2008/5/12 月曜日

情熱大陸の語録 勝間和代さん(経済評論家)

Filed under: 勝間和代さん — morinaga @ 10:49:41

情熱大陸 - 勝間和代(経済評論家)を見ました。

基本的には、これまでの勝間さんの著作・活動を見ていれば焼き直しではあるんですが、それでもいくつかの点で面白かった。

●勝間流 - 効率化
・通勤に自転車を使うのは既知でしたが、その後の(殺風景な)事務所での言葉 「無収入生存年数」と「その直前の話」。

「サービス提供と関係なにものには一切お金をかけない。」
「商品・サービスの売価も高くしなければならなくなる。
   → 宣伝やその他の活動も必要となる。」

これは、自著『利益の方程式』や、番組後半での資源への思いからの方針ですね。

・自社に関して

上念司氏 
 「市場の健全化しする思想でなければ協力しない。
   代表のポリシーとして … 」
勝間さん 
 「明日下がる株を教えて欲しいといったお客様には …」

自社の顧客を明確に対象化されてます。

勝間さんの平均的1日の時間割も出てました。

睡眠       6~7時間
子供       3時間以上 最優先
自由時間    2.5時間  ほぼ入浴

メール      3時間 仕事中心
ミーティング    2時間
人とのランチ   2.5時間
自転車移動   2時間

読書       2時間
ブログ書き    ? 

これで、合計は … 24時間になりますね(ブログ書きは含まず)
仕事に関連の時間はおおよそ … 9.5時間です。
この時間で、最近までは自社業務・著作活動(販促)・Chabo!に関する事をされていたんですね。

・セミナーでの言葉

これから説明をするのですね、楽に努力する方法であって、
   努力をせずに楽にする方法ではないです。

効率化について

効率化で目指すものは … 人生のうるおい

小さなインプットから、大きなアウトプットを生み出す為。
非効率とは、エネルギー・食糧などを無駄に使用している。
効率化は環境・WLBに好影響を与えるはず。

●書籍に関して
書籍での情報収集 … インターネットに比べて質がよい
書店で陳列を治す … よくわかる、確かにマナーがなってない事が多い。ある著者の本の上に、違う著者の書籍が載ってたりする。(笑)
書籍の収納     … 真面目な話、安心しました。私も似たようなものですから。(爆笑)
勝間さんは自著のみならず、自著の中で紹介した書籍も売れましたね。
ある時、アマゾントップセラー100を数えたら、自著5冊と紹介していた本15冊で、
20冊程になりましたね。(約5分の1です。)

●食物
もともと、できうる限り加工品でなく新鮮なものを食する事を主張されていたので、パンを材料から凝って作るのもわかりますね。

●結婚・離婚・家族
結婚    - 結婚は失敗してもいいからした方がいい。
         起きた事は全てが正しい。
離婚    - 一緒にいた方がお互いに不幸になる時。

子供さんについて
 - ある意味、私は逃げ切れる世代ですのでいいんですけど、子供たちが日本にいて嬉しい日本にしたいなと。孫が生まれたら、孫に対しての日本を残す必要もありますし。

●日本経済について
制度疲弊して、日本モデルが世界の中で、最善ではなくなってきている。
工業化中心で積み上げ式・ものづくりは上手くいっているが、情報化でシステムを整えてワッとやるのが上手くいってない。
男女共同参画が、欧米のみならず、アジアでも遅れをとっている。
       
Chabo! - 本で、もっと、世界にいいこと。
これは、公式サイトを是非見ていただきたい、素晴らしい仕組み・活動です。
本を読む者として、こんな凄いシステムを考えただけでなく、実現された事に深く感じ入りました。
(推進委員の㈱ディスカヴァー・トゥエンティワンの干場社長も写ってました。)

●最後の質問 - 勝間和代にとってお金とは?

感謝の表れですね。

色々、お金に関しての話は聞いてきましたが、勝間さんの哲学を見事な表現で表したと思います。
見事な締めで、感銘を受けました。

勝間さんのブログ 「勝間和代 公式ブログ : 私的なことがらを記録しよう!」もコメント数が凄い事になってますね。(笑)

「情熱大陸」 - 勝間和代 
トラックバックURL : http://blog.mbs.jp/cgi-bin/mt-tb2.cgi/454

2008/5/7 水曜日

「先読み力」で人を動かす 村中剛志(著)

Filed under: ライフハック — morinaga @ 23:41:50

 【 目 次 】
 
  はじめに
  序 章 先読み力ってなに?
   ■問題解決以前の「先読み力」
  第1章 あなたの先読み力を知る
   ■先読み力を知る三つのものさし
  第2章 先読み力を鍛えるタイムマネジメント
   ■8000人を率いる役員に学んだ時間術
   ■まずは1日単位で仕事を見る
   ■1週間、さらに「3週間」後まで先読みする
   ■確実にスピーディーにタスクをこなす
  第3章 メンバーが躍動するチームマネジメント
   ■チームのマネジメントが難しいわけ
   ■二つのツールでプロアクティブ・チームマネジメントを実現する
   ■プロアクティブ・チームマネジメント実践編
  第4章 成果を生み出すミーティングはこうつくる
   ■ミーティングのクオリティは事前の「段取り」で決まる!
   ■いざはじまれば、寄り道せずに足跡を残す
  第5章 チーム関係者を巻き込み成功に導く
   ■関係者をリードするためにはまず相手の立場に立つ
   ■期待値をコントロールして成功に持ち込む
  終 章 リーダーに必要な三つのこころ
   ■リーダーがプロアクティブでなくてはならない理由
  おわりに

「先読み力」で人を動かす - 村中氏のブログ

著者について(アマゾンより引用)
村中剛志(むらなか たけし)
1996年、日本アイ・ビー・エム株式会社に入社。
長野オリンピック、金融業界を担当するITエンジニアを経て、
3年間イギリスに赴任、リーダーとして国際プロジェクトを率いる。
帰国後、役員補佐を経て、IBCS(IBMビジネスコンサルティングサービス)に出向。
現在、IBCS金融事業本部にてプロジェクトマネージャを務める。
2007年には同社、年間最優秀プロジェクトで表彰される。人生のテーマは「プロアクティブ」。

一般的なプロジェクト・マネジメントの管理手法やビジネス本では、計画と実績の管理といった進捗管理がありますが、その概念を一歩進めた著作です。

起こりうる出来事(問題)を推測・発見する力を「先読み力」
先手を打つ1歩前に行動することを「プロアクティブ」。
 … と本書では定義しています。

今回は、メリットでなく手法に注目したいと思います。
大きな概念としては、以下のような部分が目につきました。

●先読み・プロアクティブの行動を分解すると3ステップ
 ①認知   (問題の芽を認知、発見)
 ②タスク化 (対応策をタスク化)
 ③実行   (対応策で事前回避)

●予定認知・タスク化の実行を意識して、行動する事が、
  タイムマネジメントと関連し想定外の仕事減になるのがポイント。
最終目的は、タスクを適切にこなし、成果(アウトプット)を生み出すこと。

ここからが具体論ですが、これがかなり緻密と言うか詳細に記載されていました。
実際のフォーマットに例が記載されており、分りやすくなっていました。
大雑把に捉えると、

 ①予定と実績の比較表を作成する。
 ②実績を評価する。(プロアクティブであったか?)
 ③それをもとに、徐々に意識してプロアクティブ化する。

これで終わりでないのが実戦的なんですが、時間軸を1日単位から3週間に延長し、かつチームマネジメントに適用しています。
チームマネジメントに関する記載でも、例として具体的なフォーマットが記載されています。

プロジェクト・マネジメント手法で実践的な記載だけでなく、

①リーダーの役割、「思い」
②マインドリードの「マニュフェスト」
③リーダーに必要な3つのこころ

… 等々、精神的な事に関しても踏み込んでいて、実にバランスが良いと思います。著者の経験・現場からでてきた手法であるので、非常に実用的だと言えます。

また、ミーティングにも第4章を使って様々なノウハウを提示しています。(会議は、会議自体で1冊の本となり、今までも種々の著作が出ている程ですから。)

ここでは、短い中でプロアクティブを超えて、端的にポイントがまとめてあり、卓越していました。詳細のパラグラフを見ていただけくだけでも、ポイントがわかると思います。

第4章 成果を生み出すミーティングはこうつくる
■ミーティングのクオリティは事前の「段取り」で決まる!
 ・そもそもミーティングってなんのため?
 ・事前にすべてを考える
 ・結論まで仮説を立てる
 ・「私なら…」の視点でたたき台を用意
 ・相手の準備不足も事前に消しておく!
 ・事前ネゴをやろう! 人は相談されるのが好き
 ・事前ネゴの相手は3タイプ
■いざはじまれば、寄り道せずに足跡を残す
 ・目的・ゴールを常に意識しているか?
 ・堂々めぐりはホワイトボードで「見える化」する
 ・クオリティを劇的に上げる3WH
 ・議事録を1分で書く方法
 ・空間演出で盛り上げる!
 ・コラム クリエイティブなブレストを行なうためには?

とにかく、「現場・現物・現人」といった言葉にあてはまるような、基礎が固い著作であると思います。

404 Blog Not Found トラックバックURL : 

http://app.blog.livedoor.jp/dankogai/tb.cgi/51033246

2008/5/3 土曜日

小飼弾のアルファギークに逢ってきた 小飼弾(著)

Filed under: 小飼弾 — morinaga @ 23:17:05

404 Blog Not Found
トラックバックURL : http://app.blog.livedoor.jp/dankogai/tb.cgi/51034813

アルファブロガーであり、ギーク(オープンソース開発者)としても有名な小飼弾氏の最新作です。ブログ ”404 Blog Not Found” は、月刊100万PV、RSS購読は7000もあります。
今、現在、書評ブロガーとしては、土井英司氏と双璧をなすと言え、書籍をどちらかが取り上げただけで、一両日以内にアマゾントップセラー100の上位まで上昇させます。インフルエンサーとしても、言葉にならないぐらい超絶の域に達しています。

 【 目 次 】

  Ruby on Rails開発者・David Heinemeier Hansson
     ―「アーキテクト」って言葉を使ったら負け
  (株)はてなCTO・伊藤直也
     ―良いサービスを作るのに、マネジメントはやはり重要
  Perl開発者・Larry Wall
     ―優れたソフトウェアも、文化を持たなければ普及しない
  livedoor・池邉智洋/谷口公一/ma.la
     ―ネットは個人の人生に何をもたらしているか
  Twitter Co‐founder・Evan Williams
     ―大事なのは「好き」を貫けること
  The Seasar Projectチーフコミッタ・ひがやすを
     ―世の中の根底にあるニーズに合ったものを提供したい
  『達人プログラマー』著者・Dave Thomas
     ―コーディングを続けるという情熱が重要。
       それ以外は取るに足りない
  Pathtraq/Japanize開発者・奥一穂
     ―自分は、コミュニケーションの形態を考えてる。ウェブは手段
  Mozilla Corporation/jQuery開発者・John Resig
     ―自分が興味を持っているものに集中し、最適化を加える
  「Binary2.0」「スルーカ」提唱者・高林哲
     ―ハッカーに一番重要なのは、「深追い」できること〔ほか〕
  夫婦対談 (株)はてな 近藤淳也・令子 × 小飼弾・直美
  スペシャル対談 きたみりゅうじの小飼弾に逢ってきた

———————————————————————–

アルファギークとは、「世界はこうなる」に満足せず、「世界をこうする」人々だからです。
未来を予測する最善の方法は、それを発明することである。
   - Alan kay

“はじめに - アルファギークとは?” での一文です。
アルファギークへのインタビュー集であるが、技術論のとどまらず示唆深い内容が多いと言えます。

(株)はてなCTOの伊藤直也氏へのインタビューでは、マネジメントに関しても出てきます。
1年間ぐらいエンジニアにマネジメントを好きにさせてみたが、上手くいかなかったとの事であった。上手くいく、いかないは、その時点の状況や付帯条件があるので何とも言えないんですが、冒険的手法をトライアルしている事に驚きましたね。

Perl開発者のLarry Wall氏の発言も凄い。

弾氏   失業期間中に(Perl6の開発をせずにほかの仕事をして)
      給与が支払われていたとしたら …
Larry氏 3000万円ぐらいになったでしょう。
弾氏   3000万円棒に振るとは、太っ腹ですね。
Larry氏 私は金持ちです。 どれだけ持っているかでなく、
      どれだけ与えることができるかというのが
      金持ちの定義なら。

自己啓発書で読むような発言で、ちょっと言葉を失いました。ギークとは自分の本分に対して、いかにピュアであるかというのが良く分かりました。

Blogger開発PyraLabsの共同設立者で、Twitterを作ったらこれまた大ブレイク。
ウエブ界のシンデレラボーイこと、Evan Williams氏にしても …

弾氏   ウエブサイトを作にあたって最も重要な事は?
Evan氏 情熱かな。
   ~ 技術力よりその人が持っている情熱に注目している。
   ~ 「できるからやる」というのは、
     新しいことをやることには向いていない。

Ruby普及の立役者である3名のうち2名のインタビューも掲載されており、3者とも話しをした事がある小飼氏の指摘どおり、Rubyを役立てたHDD氏と、使い方を普及されたDave Thomas氏の性格の違いも面白かったですね。

最終章「きたみりゅうじの小飼弾にあってきたでは」、これからの受託開発に対する小飼氏の見解や、これからのSEに対して言っておきたい事などは、切り口が鋭く重い話でした。

最初から、最後までじっくり、きっちり読んで、ギークとは?を楽しく堪能できただけでなく、非常に感動・感銘を受けた1冊でした。

今日も、ここまで、あなたの貴重な時間で、
“「本学」講座” をお読みいただき、有難うございます

「仕組み」仕事術 泉正人(著)

Filed under: ライフハック — morinaga @ 21:18:36

日本ファイナンシャルアカデミー(株)のブログ : 日本人みんなで、経済的に、HAPPYになる!

出版されて2ケ月近くなりますが、未だにアマゾントップセラー上位で、ロングセラーとなっています。
出版元のディスカバー社長室ブログでも、リアル書店の売上状況が出ています。

「TSUTAYA福岡天神様の展開です。なんと4月だけで200冊近い売り上げを達成しているのだとか!」

本書は、著者の社長業での経験から出来た著作です。

当時の私は、3つの会社を経営し、毎日、3人でこなしても
終わらないような量の仕事を一人で抱え、朝6時から夜12時過ぎまで
働いているのにもかかわらず、毎日毎日、やらなくてはならない仕事が増えて、
ついには倒れてしまったのです。

この危機感から、「自分に『仕組み』をつくろう!」と思い、現在に至ってます。

ファイナンシャル教育、商標、不動産、IT、カフェ等
5つの会社を経営しながら、本を年間300冊以上読み、
3人でこなしても終わらない量の仕事を2時間で処理し、
勉強のためのスクールやセミナーに通い英会話やゴルフを習い、
毎月海外へ視察や講演にいく時間をつくることができるようになりました。
経営する会社では売上も利益も増加し続けているのです。

——————————————————–

【 目 次 】

はじめに

Structure part1  「仕組み」があなたの仕事を変える
Structure part2  「作業系」の仕事を徹底的に効率化する
Structure part3  あらゆるタスクを一元管理する
Structure part4  「仕組み」で考える人はこうしている”7つの習慣”
Structure part5  「仕組み」仕事術が目指すもの

あとがき

●Structure part1  「仕組み」があなたの仕事を変える

・「仕組み」とは、「誰が、いつ、何度やっても、同じ成果が出せるシステム」のこと。
・「作業系」と「考える系」に仕事を分けて、「作業系」を仕事化する。
・コミュニケーション系も仕組み化する。
 (営業準備・セールストーク・お客様の迎え・見送り)・面接等々)

・上記に仕組みは、成功体験を「仕組み化」する。
・仕組みが遂行される仕組みを作る。

基本的な「仕組み化」に対する、著者の考えですがこれのキモが3つあります。

①才能に頼らない
②意志の力に頼らない
③記憶力に頼らない

●Structure part2  「作業系」の仕事を徹底的に効率化する
ここでは、とにかくチェックシートをつくる。というのが肝です。
注意点としては、チェックシートのメンテナンスも重要であると。

●Structure part3  あらゆるタスクを一元管理する
ここでは、ツールを使ってTodoデータの一元管理の説明ですが、泉氏が行っている処理方法まで踏み込んでいます。

・楽なタスクから一気にかたずける
・「作業系」は全て朝に終わらせる
・「考える系」は定期的にリマインドさせる

この辺りは人によって、業界によって違いもあるでしょうから、オリジナルの方法を確立すれば良いかなと。

●Structure part4  「仕組み」で考える人はこうしている”7つの習慣”

①楽する事にこだわる
②シンプルに考える
③記憶せずに、記録する
④わからない事は聞く
⑤自分の時間を、自給で判断する
⑥うまくいている人の真似をする
⑦自分を型にはめる

これも、前章と同じで自分なりに追加したり、変更する事が必要なのではと思います。

—————————————————————————–

本書は、著者の経験と様々な著作から学んだ方法論をまとめた1冊と言えます。
本書を起点(入門編)として、より詳細に具体的に、自分流を作っていく事が必要と言えます。

本書の最後では、本田直之氏を中心に発足した< JBN(在留邦人ビジネスネットワーク)メンバー方々の著作 >を紹介しています。

最近のビジネス本のベストセラー著者ばかりです。

 

—————————————————————————–

別途紹介されていた、仕組み化に関する書籍です。

今日も、ここまで、あなたの貴重な時間で、
“「本学」講座” をお読みいただき、有難うございます。

愛され社員で行こう! 藤沢あゆみ(著)&上司はなぜ部下が辞めるまで気づかないのか 松本順市(著)

Filed under: 自己啓発 — morinaga @ 19:36:11

 【 目 次 】

  プロローグ 愛されなかった私 
  第1章 チャンスの女神が微笑む「愛され社員」とは?
  第2章 人もチャンスも引き寄せる「愛され社員」になる!
  第3章 同僚に愛される話し方、愛されない話し方
  第4章 同僚に愛されるふるまい、愛されないふるまい
  第5章 お客さまがまた会いたくなる「愛され社員」の秘密
  第6章 同僚も上司もみんな「愛され社員」にしてしまおう!
  第7章 「愛され社員」をさらに極めて、200%愛される人になる!
  エピローグ ずっと愛されるあなたへ

藤沢あゆみのやれる!ブログ - 藤沢あゆみさん 公式ブログ

本書は “ビジネス・コーチング「コスモ・マップ」の公式インストラクター” の藤沢あゆみさん 初のビジネス本です。
愛をモチーフとした水平目線の人間関係論の為、当該ブログに書くのはちょっと迷いましたが、”404 Blog Not Found” の小飼氏に

つい先ほど宅配便にて到着。早速読了。
これは素晴らしい。
もし今の私に部下がいたら、全員にこれを配る。

とまで言わしめた事と、この後、紹介します松本順市氏の著作を、時期を同じくして読み思うところがありまして。

内勤OL、派遣社員、チーフデザイナーと様々な業務形態を体験しながら、作家集団「恋愛マニア」のリーダーでもあります。
本書では、分り易い言葉で「60の法則」が記載されていますが、各章ごとにチェックシートとチェックボックスがあります。

・1回目は試してみる
・2回目は楽しんでみる
・3回目はくせになる!

また、「愛され社員養成ワード90」を90日間の実行シートにもしています。
人間関係改善の実行をチェックボックス化・シート化しているのが面白く感じました。

最終章では、「Win-Winの法則」のかわりに「Love-Loveの法則」を提唱してましたが、
これも、永続的に続く人間関係は目的達成で完了ではなく、日常的に継続する事を意識させられる視点で書かれている事が面白かったですね。

 ≪ 60の法則 ≫
 同僚は応援できるビジネスヒーローを待っている – ダイヤモンドの法則
 愛されればきっと評価される – 出すぎたクイは打たれない法則
 あなたはその仕事に本気でぶつかっていますか? – 熟成ワインの法則
 愛して社員と愛され社員の大きな違い – 持ち場に戻れの法則
 愛され社員はもらい上手 – ウケ×ウケの法則
 半径1メートルで決まる、あなたの愛され度 – リモコンの法則
 「愛され社員度」をサクッとチェック! – 責任持ち回りの法則
 ピンチのときにこそわかる、あなたの「愛され社員指数」 – ピンチはチャンスの法則
 まずは信頼される「頼まれ社員」になろう! – 雑用わらしべ長者の法則
 「また、あいつにやらせてみよう!」は期待に応えるチャンス – 105%の法則
 デキそうなのも実力のうち – デキそう社員の法則
 上司と嫌味なくお近づきになる魔法の言葉「ファン宣言」 – 好意先渡しの法則
 仕事のライバルになっても、心のライバルにはなるな! – 混ぜるな危険の法則
 失敗しても許される人にはそれなりの理由がある – いい加減の法則
 愛されるには自分から強引に空気を変えよ! – ライトアップの法則
 相手の「愛されポイント」を瞬時に見つけてひと目ぼれせよ! – 1ポイントラブの法則
 どうしても「愛されポイント」を見つけられないときの究極の作戦 – みんな大好きの法則
 あなただけの「愛されキャラ」の見つけ方 – 合わせ鏡の法則
 愛されキャラ別、さらに愛される極意 – 階段昇り降りの法則
 人と人の間にある自動ドアはひとつずつゆっくり開ける – 逆自動ドアの法則
 同僚が機嫌よく動くひと言、やる気をそがれるひと言 – 横から目線の法則
 すべてをぶち壊す恐怖の地雷ワード – 後出しじゃんけん厳禁の法則
 なぜか相手ともめるとき、そのひと言に愛はありますか? – ひとコマ戻れの法則
 うわべの返事は0.1秒で見抜かれる – 目ヂカラビームの法則
 笑顔持続力で心をわしづかみ – 真心1秒の法則
 相手の目を見ないのはNG、でもじーっと見るのもNG – リアクションチャージの法則
 メモしてもいいですか? は魔法の言葉 – 取材記者の法則
 相手の話を聞けば必ず自分の番がやって来る! – 予告編の法則
 自分の「心のクセ」がわかるとどんな話でも楽しくなる – バリューセットの法則
 どうしても興味が持てないとき、どうすればいい? – カウンターの法則
 愛され社員はほどよい空調になれる人 – 逆KYの法則
 いい感じとやな感じの分かれ目 – いない人は味方につけよの法則
 ほめているのに上から目線? – 気持ち1%の法則
 殺伐を右から左に受け流すテクニック! – 裏番組の法則
 伝われば、相手は自分から動く – ゴール設定の法則
 女性に好かれる愛されテクニック – わかって感の法則
 男性に受ける愛されテクニック – サポーターの法則
 愛されるふるまいはタイプによって使い分け – ビジネスタイプの法則
 いい噂が広がり、社外にもファンができるコツ – ハッピー添付の法則
 お客さんがあなたの味方になる瞬間 – 商品よりも愛を売れの法則
 また来てねと笑顔で言われるテクニック – キメ・ヌキ・キメの法則
 嫌がっているお客さんには笑顔で話しかける – 陽だまりの法則
 プライベートで飲もうと言われますか? – ここだけの話の法則
 お客さんは商品を愛している営業マンから買いたい – 売る前にお客になれの法則
 愛のある営業とは、わき上がる抑えられない気持ち – ちょいオカンの法則
 愛され営業マンは、私を愛してくださいと伝える – カリスマホストの法則 売れっ子キャバ嬢の法則
 同僚も愛され社員にして仕事を楽しもう! – 愛され社員クローン化の法則
 愛され社員が、「愛され上司」を作る! – オセロの法則
 愛され社員のバックにはいつも「愛されチーム」がある! – 1秒で売れるチームができる法則
 愛され社員が「愛されカンパニー」を作る! – 小は大を変えるの法則
 とにかくいつでもすべてに愛を返す! – 愛は質より量の法則
 意味もなく当たり散らされたら、さぁどうする? – 吸いとり紙の法則
 面倒を持ち込まれるときが愛されどき – 頼り愛の法則
 トラブルは起こるべくして起こる – 怒りは怒りを呼ぶ法則
 どうしても愛されないときにはどうすればいい? – 執行猶予1カ月の法則
 続ければなれる、愛され社員養成ワード90! – 山登りの法則
 win‐winではなく「love‐love」の関係で行こう! – love‐loveの法則
 あなたは自分を愛していますか? – 愛され社員になる絶対法則

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

 第1章 部下がヤル気をなくす本当の理由
   どうして新入社員はたちまち辞める?
   「優秀な社員がやって来る」という喧伝のワナ
   「優秀なマネジャー」はどこにいる?
   部下に「ありがとう」と言っていますか?
   まずは、部下の仕事のプロセスを分解してみる
   「褒めることができない」人は上司に向かない
   マネジメントを阻害する四つの壁
   「結果オーライ」と思っていませんか?

 第2章 部下がどんどん成長する職場のつくり方
   どうしたら部下が成長できるか? を考える
   ワクワクする職場づくりの原則
   その1
    「出し惜しみ」しない ワクワクする職場づくりの原則
   その2
    目に見える「数字」にとらわれない ワクワクする職場づくりの原則
   その3
    「売上げアップの法則」を周知する ワクワクする職場づくりの原則
   その4
    「つるし上げ会議」から脱却する ワクワクする職場づくりの原則
   その5
    目標には一丸となって取り組み、達成できたら仕組みにする ワクワクする職場づくりの原則
   その6
    「ダメなこと」は口にしない ワクワクする職場づくりの原則
   その7
    「処遇」をちゃんと保障すること ワクワクする職場づくりの原則
   その8
    年長者の「経験」を押しつけない

 第3章 上司も部下もワクワクしながら働くために
   「成長した」ということを常に確認できるようにする
   マネジャーの「本当の実力」を把握する
   上司と部下の「評価の不一致」を正すことから始めよう
   評価基準を明確にすると「得意」「不得意」が見えてくる
   「できなかったこと」が「できたとき」に褒める
   人は叱られると頭が真っ白になる生き物
   押さえておくべき「ツボ」をきちんと事前にレクチャーする
   会社が考える「優秀な社員像」は社員の考えと一致しているか?
   優秀な社員のモデルケースを明確にする
   不平不満が100%ない会社は存在しない

 第4章 部下のワクワク感を裏切らない秘訣
  「ワクワク」させておきながら「ガッカリ」させてはいませんか?
  社内の問題点はすべてオープンになっていますか?
  会社の方針をあらかじめ通達していますか?
  問題解決はスピーディーに行なっていますか?
  即答できないことは「いつまでに返事をする」と約束していますか?
  社員や部下から「認められる存在」になっていますか?
  部下が「して欲しいこと」を行っていますか?
  社員がお互いの成長を「喜び合える」環境ですか?

 第5章 保存版・部下が辞めないシンプルな方法
  ギャンブルの法則を取り入れる
  『ビリーズ・ブート・キャンプ』に学ぶ励まし術
   部下が「困っている」ことを把握できる存在になる
  若手を育成することがプラスになる仕組みをつくる
  朝礼は必ず「ワクワクできるよい話」で終える
  経営者、上司は「後進に道を譲る」ことを準備する
  人を育てられる人の「育てられる理由」を考える
  取り組むべきテーマを絞る
  etc・・・

  あとがき

3K産業と呼ばれる「魚屋」の業界にあって、社員成長支援の人事制度を構築。
それによって、定着率を飛躍的に向上させた。
結果、30年連続増収増益 & 東証2部上場に至る。

こちらは、劣悪な業界の中で卓越した変革を行い、業績向上へ繋がった例です。
なにしろ、初期の社員が凄い。(制服がねじり鉢巻きに半天姿であるのは当然ですが)

・「やる気がないなら辞めちまえ」といえば、本当に次の日からでてこない。
・叱責された社員が、「分ったよ」の捨て台詞とともに帰る。
・中途採用者が入社当日の昼休み中には、求人広告を見ており、隠しもしない。
・どんな仕事も向いていないから、魚屋に入るしかないと言って入社してきていた。

上記のような職場環境を変革していった経験が書いてありますが、松本氏の基軸は1つです。

マネジメントとは、部下を育てる事。「本来なら会得するのに10年かかるものを、ひとつひとつきちんとクリアして、ワクワクしながら3年でモノにする方法を示唆・伝授する」

今回の2冊とも、物凄い特殊な事や珍しい手法を述べてはいません。
「愛され社員で行こう!」の、60の法則にしても、「上司はなぜ部下が辞めるまで気づかないのか?」の目次詳細にしてもどちらも、基本的な視点と言える内容とも言えます。
良き法則は、普遍的な基礎からと感じた2冊です。 

今日も、ここまで、あなたの貴重な時間で、
“「本学」講座” をお読みいただき、有難うございます。

HTML convert time: 0.783 sec. Powered by WordPress ME