ウェブを変える10の破壊的トレンド 渡辺弘美(著)
凄い情報量と言えます。一度に全ては見れない量です。
“404 blog not found”で小飼弾氏がいみじくも記したとおりです、
その感想は、というと、真っ先に出て来たのは、「有料でもいいから、これがWebページならもっとよかったのに」というもの。
それもそのはず、120ものリンク情報が記載されているからです。
【 目 次 】
プロローグ:破壊的トレンドとは何か?第一章 ダイレクト(Direct)
第二章 フリー(Free)
第三章 クラウドソーシングCrowdsourcing)
第四章 プレゼンス(Presence)
第五章 ウェブオリエンテッド(Web-Oriented)
第六章 メタバース(Metaverse)
第七章 ビデオ(Video Hosting)
第八章 インターフェース(Interface)
第九章 サーチ(Search)
第十章 セマンティックテクノロジー(Semantic Technology)エピローグ:破壊するものとされるもの
■Chapter1-Direct
①フィード
まずはフィードに関してである。
私がフィードについて詳細を知ったのは遅く、この著作からでした。
ここで面白かったのは、β版でヤフーが発表しているとパイプスでフィードを生成できると。
ヤフー・パイプス(Yahoo! Pipes) http://pipes.yahoo.com/pipes/
読んでいる感じではいたく簡単そうですが …
②ウィジェット・マーケティング
次にウィジェットだが、ウィジェットがバイラル・マーケティングに活用できるという。
クチコミといった言葉で言えば有名なのは、これ。
最近の口コミ本と言えば
パーソナライズド・スタートページはigoogleは有名ですが、音楽(ヒップホップ)のような特定世代を狙った、グローバル・グリンド(Global Grind) http://www.globalgrind.com/ もでてきており、凄いのは、メディアで、ニューヨーク・タイムズが始めたりしてるんですね。
マイ・タイムズ(My Times) http://my.nytimes.com/
③オンライン/オフラインをシームレスな関係に
オンライン/オフラインを意識させない環境も出てきているのは凄いですね。
・アドビ、「Adobe Integrated Runtime」(AIR)のベータ版をリリース
・http://www.adobe.com/products/air/
●まとめ
①IPアドレス、URLの直接入力
②検索による抽出
③フィード・ウィジェット・パーソナライズド・スタートページによるユーザーサイドの選択
といった流れで時代は、ダイレクトに向かっていると。
■Chapter2-FREE
半導体・ストレージ(記憶装置、ハードディスク)等の価格下落といったことでなく、PCのインターフェイス等のリッチ化という流れをトレンドとみている。
実店舗からオンライン店舗の変遷については、「稀少経済」から「潤沢経済」といった言葉で表している。
(タワーレコード VS ITUNESTORE 、ウォルマート VS アマゾン 等々)
ニュースサイトでさえ投票結果が多いものが上位ニュースとなる
ディグ(Digg) http://www.digg.com/
■Chapte3-Crowdsoursing
集合知と言えば、webで言えばwikipediaですが、本でいえばこれでしょう。
ここは、ユーザーが主導権をもって行うウェブ活動も活発であり、説明不要な有名どころばかりですね。
ウィキペディア(Wikipedia) http://en.wikipedia.org/
フリッカー(Flickr) http://www.flickr.com/
デリシャス(del.icio.us) http://del.icio.us/
はてなブックマーク http://b.hatena.ne.jp/
ここで、面白かったのは投票によって人気があるフィードを(サイト)を選択できるといったものです。
この他も投票によって金銭授受が発生する仕組みなど、「投票」が次のキーアクションであると読めます。
スタンブルアポン(StumbleUpon) http://www.stumbleupon.com/
■Chapter4-Presense
リアルタイム情報を活かすといった事では、トゥイッター(Twitter) http://twitter.com/ は有名ですね。
昨年の紅白歌合戦で、”しょこたん”こと中川翔子さんが携帯を使用してブログに逐次、状況を書きこんでいたのを知り、結構、衝撃的でした。
SNS、ブログに即時はないですが、動画をリアルタイムで流せるものがあれば、画期的だと。
(コミュニケーション・個人メディアとして使用できるのはないかと…)
それ、ありました、ここに(笑)
ユーストリーム(Ustream) http://www.ustream.tv/
世界は凄いですね、ウェブカメラとブロードバンド回線があれば誰でも自分の「プレゼンス」をライブ中継できるですから。
■Chapter5-Web-Oriented
ここでは、全てのサービスをウェブ上で行えるかといった方向性です。
Saas(ソフトウェア・アズ・ア・サービス)は既に有名ですが、エブリシング・アズ・ア・サービスといった言葉さえ出てきています。
ここでは、ウェブOSに驚きました。
アイOS(eyeOS) http://www.eyeos.org/
そういった流れに対するマイクロソフトの動きの一つで、ユーザーが使用できるマッシュアップを発表していたのも面白い動きです。(使用するには、事前準備がちょっと必要ですけど)
マイクロソフト・ポップフライ(Microsoft Popfly) http://www.popfly.ms/
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この他も含めて様々なトレンドが紹介されています。
全てのトレンドが生き残る訳ではないですが、いつの時代も渾沌とした状況から、
抜きんでたトレンドが、その他を統合化していくものと思っています。
すぐに、実用化される技術ばかりではないですが、未来を考えるヒントになり得る本書でした。
本文以外のリンク先も全て、渡辺氏のブログにリンク表示されています。
興味がある方は是非一度覗いてみられては。
もちろん、本書を読みながらが、最もダイレクトに理解できるはずです。
今日も、ここまで、あなたの貴重な時間で、
“「本学」講座” をお読みいただき、有難うございます。
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