お金儲けセラピー 斉藤一人(著)
本から学ぶという事で、読書家である二人(直江文忠氏と土井英司氏)を
記事にしました。
斉藤一人氏も、自己の著作で「くどい」ぐらい、読書の意義を話している人です。
実際、ご本人も相当な読書家です。
「経営者」というより、「商人」といった感があります。
経営に関して論じているよりも、「お金」・「商売」といった概念で語られる事が多い方でもあります。
ただ、、幸福・愛・精神論を語ることが多いので、誤解される事も多いのではと思っています。
この本に関していえば、過去の著作より「お金に関する印象的な言葉」を、
抜き出した総集編といってよい内容ですので取り上げました。
————————————————————————————–
経歴
銀座日本漢方研究所(現・銀座まるかん)の創業者
事業所得だけで1993年より全国高額納税者番付の10位以内に連続して登場
(1993年より12年連続。 4、5、3、3、1、3、5、5、6、2、1、4、4位)
全国高額納税者番付は2006年(2005年度分)から廃止
その他、プロフィール等は未公表
商売・仕事・経営に関して書いている内容は、突き詰めて考えると非常に厳しいと言えます。
精神論も多いですが、かなりリアリストで、合理的で、シンプルです。
いくつか印象的な言葉を抜き出してみました。
・商売に待ちの姿勢は通用しない。
自分という商品を売り続けるしかない。
・商売って、人さまから “えこひいき” してもらうこと。
わざわざ、きたくなちゃうぐらい可愛がってもうらうこと。
・商売がすごくラクなのは、真似ができるから。・成功は、目と足なんです。
目と足を使って ”いいこと” を真似て、
悪いことは ”真似” しなければいい
・成功というのは、「前払い」
最初に人に得をさせる。
何もしてくれないうちから得させる。・働きに行ったら、コツコツなんてケチなこといっていないで
バリバリ働く。
今のままでやっとの生活なんですから、
コツコツ働くのが空しいなっていっていたら、
大変なことになっちゃいます。
だから、もうそんなこといってられません。
もう、会社にいっても、アルバイトにいっても、
どこにいってもバリバリ働く。ジャンジャン働く。バリバリ働く。 簡単なことなんです。
・よく「お金がないから商売に失敗した」というけど、それは間違い。
事業が失敗したのはお金がないからでなく、知恵がないから。知恵がないから、お金がない。お金がないから失敗する。
この順番です。だから、商人は知恵を出して、
商売を繁盛させなければいけないんです。
実績がある為、受け入れられていると思う事もありますが、
最も特徴的な事は文脈で語っている事が多いです。
「はっ!」とさせるような、話の展開で印象に残ることが、多々見受けられます。
(文章の展開とともに、起点となる視点もです。)
————————————————————————————–
文章に言及したのは、別のポイントがあるからです。
それは、斉藤一人氏のみが成功したわけではないからです。
30代初めに、錆びれた喫茶店で知り合った人が皆、ある種の成功者になったからです。
これを10人の弟子と呼んでますが、元々まったく利害関係がない方ばかりで、
多種多様な方々といってよいと思います。
10人のお弟子さんの成功理由を斉藤一人氏は、下記のように語っています。
心のレンズを入れ替えただけ。
当時、下は10代の女の子(みっちゃん先生と呼ばれ、ご自分の著書で”おミソな自分”と記してます)から、
上は40代半過ぎの男性(非常に苦労されて、斉藤一人氏の話に批判的であった。)まで多種多様な人々でした。
おミソな10代の女の子には、
「ウサギがトラになる必要はないよ。
ウサギにはウサギの繁栄の仕方があるんだ。」
40代半過ぎの男性には、
「この苦労やめにしようよ。 苦労の先になんか、苦労しかないよ。
苦労は止められるだ、そうしたら、幸せになれるんだよ。」
と語ってます。
(どちらもこの一言で心を動かした訳でなく、前後の文脈がありますが。)
こういった説得の方法は、読書の力も一部あります。
考え方のみでなく、初めに相手と話す時のきっかけが、
相手の故郷の話だとすると、その地で住んで育ったように話をして、
心をつかむなどです。(その地の地理、歴史、名産等々)
ただし、基本・起点は信頼関係であると言えます。
・私は自分に対して、こう言い続けてきました。
「自分は、どんなときでも明るく輝く太陽なんだ。
どんな時でも、生まれてきてしあわせだといい続けるんだ」
いつも笑顔でいる。それだけなんです。
————————————————————————————–
精神論と商売論が同一化している事も多いです。
・よく生きる方法と、よく稼ぐ方法とは一緒。
人生の生き方を覚えたら商いなんてわけない。・「ツイてる」という言葉の力で、一歩足を前に踏み出す。
これしかありません。
商売と人生は、ひとつの輪であるとの概念です。
いつでもどこでも、商人であると考えています。
(会う人は全てお客様)
————————————————————————————–
最後に、「普通はつらいよ」という著作からの話を一つ。(概略ですが)
題名も「普通はつらいよ」です。
登場人物が、お母さん、お姉さん、妹です。 お母さんは病気です。
姉妹二人でお姉さんの面倒を見ます。
お姉さんは面倒をみたくなく、妹につらくあたります。妹さんに一人さんが助言しました。
「お姉さんに、『お姉さんに、感謝しているよ』と言ってごらん。」
妹さんはお姉さんに言いました。 「感謝しているよ」
次の週、お姉さんは怒った顔で「私もあんたに感謝してるよ」と言ったそうです。それで、何かが変わったかというと、何も変わりません。
一人さんは妹さんに、また言いました。
「また明日から、『お姉さん、感謝しているよ』って言いな」
「わかりました。そう言ったらどうなりますか?」
「言い続けてごらん。全然変わらないから。」
「何かいいことがあるのですか?」「ある。 感謝の達人になれる」
今日もここまで、あなたの貴重な時間で、
“「本学」講座”をお読みいただき、有難うございます。
TrackBack URL :
Comments (1)
お金儲けセラピー (〈ムック〉の本)…
書評リンク – お金儲けセラピー (〈ムック〉の本) (more…)
トラックバック by 書評リンク — 2008/10/7 火曜日 @ 10:24:32