ハゲタカ NHKドラマ
9月8日(土)の本学で題材にしました。
真山仁著で、ハゲタカ(上・下)、とハゲタカⅡ(上・下)で出版されてます。
今回は、趣向を変えて、NHKドラマでの「ハゲタカ」を題材にしました。
経済小説らしく、「バブル崩壊」以降の社会情勢をもとにストーリーが展開していきます。
経済用語も頻出している為、ドラマを理解することで多くの事が学べます。
ここでは、用語の解説はしませんが、主ストーリーに関連した用語を、
ざっと掲げても下記のようにあります。
貸し渋り、債務超過、企業再生・事業再建、スポンサー選定手続、
M&A(エムアンドエー)、ホワイトナイト、TOB etc…
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ストーリー展開は感動的な結末で終わりますが、
このドラマで語られる本質は何かが、最も重要な事です。
ハゲタカと言われる「外資ファンド」は、荒稼ぎした悪なのか?
著者の真山仁氏が、NHK公式サイトで端的に言及している。
「我々一人ひとりの心の隙にわずかづつ堆積した慢心だったのではないか。」
この物語の中でも、各製造業、サービス業の苦境が取り上げられている。
日本本来の培ってきた企業本質が、バブルで崩れてきたと言えないだろうか。
それは、決して資産的な意味合いでなく、スピリットの問題でのではないかと?
そして、結末では、ある種の提言をしている。
エンプロイー・バイアウト(EBO):
従業員が中心となって自分達の会社や事業部門を
株主から買い取り独立する行為
これによって、企業再生を図るといった結末である。
この、EBOをなしえた要因はなんであろうか?
①鷲津ファンド
②企業再建請負人(芝野)
③従業員
この3つの要因によってなされた、事業再生への始まりである。
ファンドという名称に対しては、現在、あまり印象はないだろうが、
「ハゲタカ」・「外資」・「ファンド」が悪ではない。
その目的・手段が、何なのかである。
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会社が「絶対的な安住の地」でない現代では、従業員にも求められる事が多い時代ではある。
これに対する解答としては、NHK公式サイトの”ドラマ監修担当 森生 明氏”が、
実に的確に記している。
森生氏の言葉は、会社に身を置くものとして、このドラマを見た今、
国民を従業員、国を会社として置き換えてみると非常に理解できる。
「天は自ら助くるものを助く
(Heaven helps those who help themselves)」といわれるとおり、
自分の生活は自分で守る気概を持つか、それともよくわからない
「誰か」の庇護をあてにするかの差は結果に違いをもたらす。人々のやる気と元気を育み、リスクをとって価値を生んだものが
公正に報われ豊かになる、そのしくみに国民の信頼が
ついてこない国は徐々に活力を失ってゆく。
今日もここまで、あなたの貴重な時間で、
“「本学」講座”をお読みいただき、有難うございます。
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