2007/8/5 日曜日

企業元気化プログラム  小西正行 著

Filed under: 経営・経営者 — morinaga @ 17:58:32

前回の「ご飯を大盛り~」では、”サイドビジネス”、”商い”といった方面からの内容であった。
今回は、”成長志向をもつ企業”の社長が、自己の経験から書いた内容である。

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 ( 目 次 )

はじめに ~ もう、「小さな会社」とは呼ばせない
第1章 ビジョンなき経営者の限界
第2章 幹部社員が行うミッションとは
第3章 パッションが”脱・中小”のカギだった
第4章 プロ社員を生むアクション・プラン

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 ( 印象に残った 内 容 )

    ○はじめに ~ もう、「小さな会社」とは呼ばせない

この本は、『企業元気化!プログラム』を、当社の理念である
「ビジョン・ミッション・パッション・アクション」のステップごとにまとめてある。
残念であるが、「読んだだけで儲かる魔法の本」ではないが、
読んで実践すれば会社が変わっていくことは100%保証できる。

まず、この本での内容宣言である。
謙遜のようであるが、「読んで実践すれば~」以降は、著者の自信の表れでもある。

    ○第1章 ビジョンなき経営者の限界

部下に仕事を任せようと思った目的は何だったのか、
もう一度思い出してみてほしい。
「今の業績」をキープしたかったからか? いや、違う
「今よりもっと良い業績」を狙っていたから、であったはずだ。

悪循環によって、感情をコントロールできなくなった場合、
本質の目的を見失う事は、まま見る事象であろう。
上の言葉は、「業績」の部分を、自分の目的の言葉に変えて考えれば、
本来の立脚点に戻れる名言であろう。

小さい会社が脱皮して生まれ変わりたい時、優先すべき事は幻の即戦力をおいかける事ではない。
①期待した職務能力があるとは限らない。
②能力があっても、現状(社風・方針・他社員)への慣れが必要である。
③種々の問題をクリヤーして、期待どうりであっても、優遇すれば、 既存社員のモチベーションの問題が発生する可能性がある。

非常に地に足が着いた、経験則による言葉である。
安易な中途採用はには多くの問題点が内在する事が記載されている。

    ○第2章 幹部社員が行うミッションとは

非常に意味深い章であるといえる。
社長が著作で、自分の夢、会社の目標、社員一般に関して言及する事は
セオリーとも言えるが、幹部社員に対して明確に記載している事は稀有でなかろうか? それにより、この本が実用的である事の証明でもあろう。

私は、もっと幹部社員に危機感をもってもらいたいと思っている。
なぜなら、中小企業において、幹部は社長と同等の責任と役割を担っており
誤解を恐れずに言えば、「会社とは、幹部である」と表現しいてもいいと思っている。

“変化に強い会社になる”の部分では、失敗に対する心構えが書かれてる。

負けは投資であり、コストであり、勉強であり、勝ちへの布石である。

    ○第3章 パッションが”脱・中小”のカギだった

故ピーター・F・ドラッカーの言葉

人材への投資が最も効率的な投資である。

    ○第4章 プロ社員を生むアクション・プラン

私は社員に対して、「もっと調子に乗れ!」とけしかけることがある。
「よく調子に乗るな」という人がいるが、良い事も悪い事も、長くは続かないものだから、
良い事が巡ってきたチャンスを逃さず、思い切り調子に乗って
最大のパフォーマンスを上げるべきではないだろうか?

まさしく、人が伸びる時の状態の一つは「調子に乗った」時である。
「調子に乗る」と「うぬぼれる」は全くの同義語ではない。
自己成長の為、挑戦を行う事に「調子づけ」ればいいと・・・

企業を成長させるポイント

1.成長したいと考えている人「財」を採用する
2.成長したいと思える組織をつくる
3.成長の学びの仕組みを整える
4.目標となるリーダーを育成する

○あとがきにかえて ~ 誰にとってのバリューなのか?

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 ( ま と め )

目的意識が明確な著者であるが、同時に過程も実践的である。
成長志向もあるが、本書の内容は”プログラム”と銘打ったように
地道な実用的内容であり、”はじめに”で宣言された事も納得できる。

今日も、ここまで、あなたの貴重な時間で、
“「本学」講座” をお読みいただき、有難うございます。

1件のコメント »

  1. 企業元気化プログラム…

    書評リンク – 企業元気化プログラム (more…)

    トラックバック by 書評リンク — 2008/10/6 月曜日 @ 12:17:52

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