ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する 島田紳助 著
著者の島田紳助氏には頭が切れ、勉強家であり、
財産運用にも長けているといったのイメージであった。
しかし、芸能人としての先入観もあり、
副題「絶対に失敗しないビジネス経営哲学」は
あくまで、セールス・アピールであろう程度の認識で読み始めた。
しかし、新書であり、170ページ程の本であったが、
予想外を遙かにこえて面白かった。
いや、確かに経験よる一種の経営哲学がを語られており、
面白いも超えていた良書である。
この本の構成は、以下のとおりです。
第1章 みんなが幸せにならなきゃ意味がない
第2章 常識破りで魔法のアイディア
第3章 仲間こそが宝物
第4章 お金と成功
((( 内容、及び、印象に残った事 )))
( 第1章 みんなが幸せにならなきゃ意味がない )
はじめに、ことわりを述べている。
僕がいうビジネスは、サイド・ビジネスである。
これを書いておかないと、本業としてビジネスに
取り組んでいる方に失礼になる。
最初のこの一言を読んだとき、この本はサイド・ビジネスの
指南書的に書かれた考えた。
しかし、この先の言葉に、読み続けたいと思わせる一文があった。
25歳でビジネスを始めて以来、
25年間いろんなビジネスをやってきた。
嫁に「もういい加減にしたらええやん。しんどいだけやろ。」
と言われる。
僕は「失敗したらやめる」と答えてきた。本業でなく、大人のゲームである以上、続行の条件は成功だ。
それを今日まで続けているということは、
宮本武蔵じゃないけれども、ビジネスにおいて、
一度も失敗、負けた事がないのだ。
そして、この本の肝は、この第1章で語られている。
成功の条件 No1
本当に成功している店は、100軒のうち1軒ぐらいではないだろうか。
業界の常識どおりの店が大半であり、その常識は失敗の常識である。成功しているのは、常識外れで、個性的で、特殊である。
(人も経営者も)
ただし、この場合の常識とは、世間や業界での常識である。
(一般的にみれば、不合理、理屈に合わない・・・)要は、安直に常識に従うのではなく、合理的に考え、
そこから生まれる、”合理的な常識はずれ”は
ビジネスチャンスととらえる。
そのためには、物事を徹底的に合理的に考えなければならない。
成功の条件 No2
顧客満足度を高める為に必要な事は、従業員満足度を高める。
従業員が、職務に”やり甲斐”を感じる職場環境を
整えることができれば、
サービスの質は向上し自然と顧客満足度も上がる。その会社で働く事が、それぞれの幸福につながるのであれば、
社員は本気で働く。
社員が本気で働けば、会社の業績は必ず伸びる。本人の幸せと、会社の業績が一致するスパイラル構造を
作り出せれば、愛社精神なんてものは自然に育つ。
( 第3章 仲間こそが宝物 )
他人の為に力を出せない人は、
自分の為にだって本当には頑張れないのだ。
他人の仕事だといって手を抜く人は、自分の仕事だって手を抜く。100%自分の為だけの仕事なんてあるわけないからだ。
反対に、100%他人のためだけにする仕事もない。
小さな世界や場所で、自分の回りのみ見渡して過ごしていると、
損得勘定のみが発達してくる。
しかし、広い世界、多くの人と出会った人ほど、
同じような意味の発言が多い。
( 第4章 お金と成功 )
最後に、心斎橋のビルの店 『寿司 はせ川』の壁に掛けた言葉を記している。
○どこへ行きたいかわからぬ者に
進む道などわかるはずがない○うまくいかない事を環境のせいにする人間は
絶対にしあわせになれない○70%の自信が日々勇気をくれ
30%の不安が努力を与えてくれる○世の中にスーパーマンはいない
ただ、人よりほんの少し
ほんの少し勝てば世の中の勝者となる○一年努力しても、一瞬の手抜きでチャラになる
人生は耐久レース○世の中の全てを愛する必要はない
自分を愛してれる人、
信頼してくれる人を愛せばいい○夢中で努力している瞬間
ずいぶん、時間がたてば、気づく
あの頃、字のごとく夢の中だった○人生プラス・マイナス・ゼロである
しかし、マイナスをプラスに変えた人が勝者になる
失敗してしゃがんだ後はジャンプです○他人の為、家族の為に働くのではない
自分が幸せになる為に
努力し働くのです○夢を叶える最大の方法は、
強く強く念じ、強強くイメージする事
そして酒を飲み語る事チームはせ川で夢を持ち、努力し、
一緒に感動し、共に笑う、そんな仲間でいましょう
この言葉の直前に、 「素人のサイド・ビジネスの指南書を書くつもりだった」と
記しているが、それをこえた内容であった本書である。
今日も、ここまで、あなたの貴重な時間で、
“「本学」講座” をお読みいただき、有難うございます。
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